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電車修理工場見学記(富士急電車まつり)
2007.10.21
10月21日(日)、河口湖駅を主会場として「富士急電車まつり」が開催された。昨年、会社創立80周年を記念して開催された「電車まつり」同様の多彩な内容で、会場には多くの親子連れや鉄道ファンが訪れた。
今年の目玉は電車修理工場の見学。今回は、その工場見学の様子を中心にレポートする。
参加レポート
工場見学は限定20組、40名の事前申込制。受付開始から数日のうちに定員に達した模様で、その人気ぶりがうかがえる。
10時30分、河口湖駅で受付。青のリボンを渡され、富士吉田までの往復キップを求める。担当者に誘導されて10時45分発高尾行に乗り、富士吉田で下車。工場へ向かう。
入口でヘルメットを着用して工場内へ。工場の中は1000系1編成が検査中。その車両の機器のうち、コンプレッサーや電動発電機、台車などが車体から外され展示されていた。
参加者は担当者の丁寧な説明にただうなずくばかり。
台車にはマスコンがつなげてあり、車輪を動かすことができて、子どもたちが順番に運転士気分を味わった。
また、パンタにもスイッチがついていて、上げ下げができるようになっていた。
体験型の展示は参加者に大好評だ。
展示物の説明をうけたあとは、作業通路へ降りて車両の下を間近に見る。
数人ずつの組になって説明を受けながら車両のまわりを一周した。
見学の最後は、クレーンによる台車の移動作業。重量7tもあるという台車が浮き上がり、静かにレールの上に落ち着くところは圧巻だ。
工場見学は予定どおり、12時に無事終了。記念撮影までしてもらって河口湖へ引き返すことになった。
12時21分富士吉田発のフジサン特急で河口湖へ引き返す。
富士吉田駅では、普段使っていない1番線に臨時運転のトーマスランド号が停車中。
河口湖駅では12時40分からの車両撮影会に参加し、駅前に展示されている「モ1号」を見て帰路についた。
「モ1号」が迎えてくれる河口湖駅
工場へ向かう見学参加者
展示されたコンプレッサーと電動発動機
【説明はクリックで拡大】
工場内全景と見学の様子
マスコンで車輪を動かすことができるFS-510台車
パンタは上げ下げできるようになっている
床下にある機器の説明に聞き入る参加者
上は固定編成の連結部分 下は密着式連結器
【説明はクリックで拡大】
主抵抗器とその説明
最後に台車の移動実演があった
記念撮影で並んだ参加者
(個人が特定できない程度に縮小しています)
富士吉田駅の臨時トーマスランド号
盛況だった車両撮影会
撮影会には4編成が並んだ
【クリックで拡大】
イベントにはモーターカーも参加
昭和の温もりが伝わってくる「モ1号」の車内
「モ1号の運転台」
写真コンテストの優秀作品を展示
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