青宇田画像石 大分県豊後高田市にある「青宇田画像石(あうだがぞうせき)」は、 南北朝時代の末期(1390年頃)、ここ青宇田にあったと伝わる延命寺の僧一道と道念ら(他5名)が、 当時の浄土教の教えを絵巻物風に板状の石に線刻したものです。
左側の写真の中央奥に写っている2つの建物の、 左側が御堂、右側の建物が集蔵庫で、 画像石は右側の集蔵庫に安置されています。
これらの画像石は、元々集蔵庫背後の崖上にあったといわれる寺院で作製され、 崖にはめ込まれていたのではないかと伝えられてきましたが、 長年の風雨により、画像の磨滅が著しく、判読が難しいものや、失われたものもあるようです。 |
▲ 駐車場から写す。写真奥の奥の建物、左が御堂、右が画像石が安置されている集蔵庫 |