築上郡築上町にある菅原道真を祀る天満宮で、周防灘に面しており、正面には浜の宮海水浴場が広がります。
太宰府天満宮
と同じく菅原道真ゆかりの梅の名所で、社殿の周辺には梅が約1000本ほど植えられています。 毎年2月25日には梅祭大祭が開かれています。 また、毎年梅の開花最盛の頃に、「しいだ梅祭り」が開催され、多くの人で賑わいます。
901年に菅原道真公が太宰府へ赴く途中、暴風にあいこの浜にたどり着きました。 取り敢えず漁船の綱を敷き、道真公に休んでもらい、 そして村人たちは黒木の休所を作り、道真公はしばらく休養して筑紫に向かわれました。
955年(天暦9年)神託があり、国府の令により社壇が造られ、綱を敷いた古事により「綱敷天満宮」と称されました。