このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 霧島神宮 

 ▲ 霧島神宮の一の鳥居の近く。国道223号と桜

 ▲ 霧島神宮の一の鳥居(大鳥居)
霧島神宮
鹿児島県霧島市の中央に位置する、 天孫降臨神話の主人公・天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を主祭神とする神社です。 創建は6世紀で、高千穂峰と火常峰(現・御鉢)間に社殿が造られたのが始まりとされています。
火山の麓という立地の為、火山噴火による焼失と再建を繰り返し、 文明16年(1484年)、島津忠昌の命により再建されたのが現在の霧島神宮であり、 正徳5年(1715年)に島津吉貴の奉納により現在の場所に移り、現在の社殿が再建されました。

  ▲ 霧島神宮
九面と天の逆鉾
霧島神宮の大鳥居近くにある霧島大橋には、九つの面が建立されています。 これは霧島神宮に奉納されている木彫りのお面をかたどったもので、 九面は霧島神宮の御祭神・瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が天照大神より瑞穂国の統治を命ぜられ、 高天原から高千穂峰に御降臨になった時にお供された神々であると伝えられています。
交通安全の祖神とされる鼻の高い猿田彦神や、 手力男神、カラス天狗など、お面が九個あることから九面と呼ばれ、 縁起が良いとされています。
また、照明柱と高欄のモチーフとなっている天の逆鉾は、霧島東神社の社宝で霧島山岳信仰の象徴として 高千穂の峰に祭られているものです。

 ▲ 国道223号、霧島大橋の九面

 ▲ 霧島神宮の大鳥居から真っ直ぐ進むと、ロータリーがあり、周囲は土産物屋や食事処、民芸村、民宿などが並んでいる
大鳥居より進むとロータリーがあり、その周囲には土産物屋や食事処、宿泊施設や民芸村などが集まっています。 ロータリー正面には神橋があり、橋を渡ると二の鳥居へ向かう石段へと続きます。

 ▲ 食事処や温泉のある霧島民芸村

 ▲ 霧島天狗館

 ▲ 神橋

 ▲ 社号標と二の鳥居

 ▲ 二の鳥居
二の鳥居をくぐり、表参道を進むと、突き当りに社務所があります。 展望台があり、天気の良い日は桜島を望みます。

展望台の前には坂本龍馬・おりょう新婚旅行記念のパネルが立っています。 坂本龍馬・おりょう夫妻は、慶応2年(1866年)に薩摩を訪れ、 寺田屋事件で受けた傷を癒すため、 霧島の山深く温泉で湯治しながら、天の逆鉾を見ようと高千穂登山をしています。 その足で霧島神宮を参拝して一泊し、霧島の温泉に戻ったのち鹿児島へ帰ったようです。

 ▲ 社務所。写真右手の階段から本殿へ向かう

 ▲ 坂本龍馬のパネル

 ▲ 神聖降臨之碑

 ▲ 霧島神宮展望台

 ▲ 展望台からの眺め。この日は晴れていたが霞んでいて桜島は見えなかった。
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 ▲ ここから進むと本殿がある。
展望台からの展望を背にして、いよいよ本殿へと向かいます。 三の鳥居の右手には、国家にも歌われている「さざれ石」が奉納されています。 この石は国家発祥の地と言われる岐阜県から運ばれたものです。

華麗で美しい社殿は、柱・梁・長押しなどは朱漆塗りで、極彩色の装飾品で贅をつくしています。 本殿・幣殿・拝殿(合1棟)、登廊下、勅使殿は国指定重要文化財に指定されており、 門守神社(2棟)、神饌所も附(つけたり)指定されています。
また御神木の杉は樹齢約800年と推定され、南九州の杉の祖先と言われています。

«霧島神宮七ふしぎ»
亀石亀の姿そっくりの岩。その正体は、神様との約束を破った亀という言い伝え。
風穴かつて風が吹き出ていたという岩穴。
両度川毎年6月ごろから流れ出し、8、9月には再び枯れる不思議な川。
蒔かずの種霧島の山中に時折生えるという陸稲。高天原から持ってきた種子の名残という言い伝え。
御手洗川毎年5月ごろに大量の清水が沸き出し、11月から4月ごろまではまったく枯れている川。
夜中の神楽霧島神宮が今の場所に移された時、夜中に神楽の音が鳴り響いたと伝えられる。
文字岩中心に10cmほどの割れ目があり、そこに文字が刻まれている巨大な岩。

 ▲ 三の鳥居

 ▲ さざれ石

 ▲ 厳粛な空気が立ち込める中、本殿が見えて来ました


 ▲ 彩色豊かな勅使殿


 ▲ 御神木



 ▲ 勅使殿前に鎮座する門守神社

 ▲ 本殿より向かって右手にある神楽殿
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霧島神宮 DATA
住所鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
電話番号0995-57-0001
時間参拝自由
公式HP http://www.kirishimajingu.or.jp
備考

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last visited : 2013/03/19

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