佐賀県唐津市相知(おうち)町にある「
見帰りの滝」は、伊岐佐川上流に位置し、 男滝と女滝からなる落差100mの滝で「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑です。
紫陽花の名所としても有名で、 20年ほど前、滝周辺にわずか数株植えられた紫陽花が、現在では40種類4万株を数えるまでになり、 毎年6月の1ヶ月間開催される「
見帰りの滝あじさい祭り」は 約7万人が集まるイベントとなっています。
あじさい祭り期間中は、滝周辺道路は規制されており、 滝壺より1.4km離れた臨時駐車場に車を停めます。 臨時駐車場より徒歩5分の所にシャトルバス乗り場があり、 無料のシャトルバスで滝壺近くまで行くことが出来ます。 シャトルバスは上り、下り共に運行されています。
臨時駐車場から滝壺までの周辺には沢山の紫陽花が咲き誇りますので、健康な方は歩いて散策されるのがおススメです。
臨時駐車場から先は交通規制で車では入れません。 紫陽花を眺めながら歩いていると、 地元の方農産物や特産品を販売しているテントが所々にありました。 紫陽花が道路両脇に咲き、左手に「食事処ふもと」があり、 もう少し歩くと、道路のすぐ左手に伊岐佐川の流れが見え、伊岐佐川に架かる橋と、橋の向こうに 旅館「
里美荘
」があります。
里美荘前の橋から上流を見ると、川沿いに紫陽花が咲き、遠くにシャトルバス発着所近くの斜面に咲く紫陽花が見えます。 この近くで美化協力金200円を徴収されます。
休憩所と観光案内には、あじさい祭りのパンフレットなどが置いてあります。 この紫陽花カタツムリは、さきほど通った「食事処ふもと」や、もう少し上ったところにもいます。可愛らしいですね。