長崎市の中心部を流れる中島川に架かる石造二連アーチ橋で、日本初の石造りアーチ橋といわれています。 1960年(昭和35年)に国の重要文化財に指定されています。 橋の長さは22m、幅3.65m、川面までの高さは5.46m。
寛永11年(1634年)、
興福寺
の2代目住職、黙子如定(もくすにょじょう)が架設しました。 正保4年(1647年)の洪水で損害を受け、翌年の慶安元年(1648年)、平戸好夢(こうむ)によって修復されました。 1982年(昭和57年)の長崎大水害で損害を受け、翌年修復され現在に至ります。 川面に映ったその姿から、眼鏡橋と呼ばれています。
毎年2月に行われる「
長崎ランタンフェスティバル
」では、 通常どの会場も赤いランタンを使っているのに対し、ここ中島川公園会場だけは黄色のランタンで彩られます。