玖珠郡玖珠町と九重町の境に近い国道409号を「
龍門の滝
」の方へ上がって行くと、 途中に大きな赤い鳥居と『ナニコレ珍百景 白猪家族 登録 只今4匹』という手書きの看板が目に入ります。
看板から細い山道を600m進みます。 宝八幡宮は、標高816mの宝山の中腹に鎮座しています。 創建は奈良時代の養老2年(718年)という古社で、約一万株の紫陽花が咲く名所でもあります。
拝殿へと続く石段の上り口にある小さな石橋には右に「合格橋」左に「開運橋」と立っていますが、 橋は一つです。八歩で渡れば八方円満に運が開け(開運橋)、五歩で渡れば願いが丸く収まる(合格橋)そうです。
石段を上りつめると拝殿です。 拝殿内にはミニ鳥居が2つあり、鳥居の中に右が「合格」、左が「開運」と書かれた楕円形の板が建ててあり、 大人が1人何とかくぐれる程の四角い穴が空いています。 これをくぐって祈願するのです。
丁度訪れた日は、拝殿で何かの祈願祭が執り行われていましたので、 残念ながらミニ鳥居をくぐる事が出来ませんでした。
では、ナニコレ珍百景に登録されている白猪の家族を見に行きます。
福が授かる宝山には宝を守る白猪が住んでおり、その姿を見た者は幸を得ると言い伝えられていたそうです。