このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 特攻神社 
特攻神社
鹿児島県出水市には先の大戦中、 旧海軍出水航空基地があり、その面積は300ヘクタールにも及びました。
この基地は、開設当初は訓練航空隊が訓練に励んでいましたが、 昭和19年から実践部隊の基地となり、260名を超える特攻隊員が 南方の空へ散ることとなりました。

特攻神社は、昭和18年4月1日に開隊された出水海軍航空隊の守護神として建立され、 同航空隊が特別攻撃隊の基地となるや、出撃する特攻隊員の全てが特攻神社に 使命の成功と国家の安泰を祈願して出撃したと伝えられています。
大東亜戦争終結により航空隊は解隊し、神社も撤去され台座を残すのみとなり、 樹木が生い茂って忘れ去られていました。 しかし平成2年に宅地造成により、特攻神社の台座が発見されたことにより、 箱崎八幡神社の宮司が当地を買い取り、「特攻神社」を建立されました。
「特攻神社」のご祭神は、関行男命、金指勲命、全国特別攻撃地散華之命達です。

特攻神社の境内には、特攻隊員像が南方のかなたを見つめています。 そしてその足元には、出水第二海軍航空隊の正門門柱があります。 この門柱は、平成5年に奉納と書いてありましたので、恐らく移築されたものでしょうか。

 ▲ 特攻碑公園

 ▲ 特攻隊員像「南方のかなたへ」

 ▲ 出水第二海軍航空隊の正門門柱



まだ新しい社殿の横へ回ると、発見された古い台座があります。 台座の下にも防空壕があり、穴は塞がれていない様に見受けられます。


 ▲ ここにも防空壕
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特攻神社 DATA
住所鹿児島県出水市平知識町318-3
電話番号
参拝時間終日開放
駐車場なし
公式HP
備考
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last visited : 2017/06/15

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