このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<岬と灯台写真館>

安房崎と安房埼灯台(神奈川県)

2005年1月8日午前に城ヶ島の安房崎(神奈川県)で撮った写真です。


 2泊3日で、三浦半島と伊豆半島の岬と灯台めぐりの旅に出かけ、早朝6時過ぎに出立して、首都高速に乗り、湾岸線から横浜ベイブリッジへと至りました。たいした渋滞もなくすいすい走って、7時過ぎには大黒パーキングに着いて、朝食休憩を取ったのです。その後は、有料の横浜横須賀道路を抜けて、三浦半島の先端へと向かっていきました。まず、剱崎に立ち寄って、 剱埼灯台 と海の写真を撮ったのですが、空も海も澄んでとてもきれいでした。ところが、ここでトラブルが発生!カメラの電池が切れて、フィルムが巻き上げの途中で止まってしまったのです。ところが、巻き上げが終わったものと勘違いして、裏フタを開けてしまったので、フィルム1本パアーにしてしまいました。こんなことはめったんにないのですが...。仕方がないので、その後三浦市内へ行って写真屋を探し、電池交換してから、城ヶ島大橋を渡ったのです。最初に城ヶ島公園(500円)の駐車場に車を置き、島の東端安房崎を巡りました。天気も良く、安房埼灯台と荒磯をカメラに収めたのですが、相模湾から浦賀水道、房総半島まで望めて、すばらしかったのです。

☆安房埼灯台地図
安房埼灯台 (2005年1月8日撮影)
安房埼灯台の概要
番号 2401
位置 北緯 35度07分44秒 
東経 139度37分48秒
塗色 白色  
構造 塔形(円形) コンクリート造
灯質 単閃白光 毎4秒に1閃光
光度 2千カンデラ
光達距離 10海里(約19km) 
明弧 全度
灯塔高 11.5m(地上〜塔頂)
標高 13m(平均海面〜灯火)
初点灯 1962年(昭和37)
所在地神奈川県三浦市

<特徴>
 安房埼灯台は、三浦半島の先端に浮かぶ城ヶ島の東端、安房崎に立つ白亜円形の 小型灯台 です。周辺は、県立城ヶ島公園として整備され、相模湾から浦賀水道、房総半島を望む風光明媚の地です。

<歴史>
 この灯台の建設されるはるか昔、江戸時代の1646年(慶安元)に、行き来する船の為に、この安房崎こに烽火台を設けたという歴史があります。しかし、1676年(延宝6)にこれを廃して、島の西端長津呂崎に灯明台を移して以後は、1870年(明治3)9月8日<旧暦では8月13日>の 城ヶ島灯台 の建設も島の西の方でした。ようやく、戦後になって、この灯台は、1962年(昭和37)に設置、 初点灯 しました。

<現況>
 現在の 灯塔高 (地上から塔頂まで)は11.5m、 標高 (平均海面〜灯火)は13mで、 光度 は、2千カンデラ、 光達距離 は10海里(約19km) です。

安房埼灯台のプレート安房埼灯台の塔頂部

☆安房崎周辺の海

浦賀水道から房総半島を望む
安房崎の岩礁

 安房崎は、安房の国(千葉県)が一望できるところから、この名前が付いたとか...。ゴツゴツした岩礁が発達し、磯遊びや釣り人に人気の場所となっています。天気が良ければ、伊豆半島から伊豆大島まで望むことが出来ます。


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