このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> しじみちょう科

ゴイシシジミ


ゴイシシジミ (碁石小灰)
学 名Taraka hamada
科 名しじみちょう科 
時 期年2〜5回、5月〜10月
分 布北海道西部〜九州
大きさ(前翅長)10-17mm
(開張)約20mm
生育地雑木林から亜高山帯

<特徴>
 春から秋まで、北海道西部〜九州の雑木林から亜高山帯で見られるシジミチョウの一種です。翅の裏側は白地に黒斑が目立ちます。表側は茶褐色地に黒斑が見られます。竹藪周辺をチラチラと飛んでいて、なかなかとまりませんが、葉の裏側にとまってアブラムシの分泌液を吸っている時にはシャッターチャンスがあります。幼虫は純肉食で、ササやタケ類に寄生するササコナフキツノアブラムシ、タケノアブラムシを食べます。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、羽の裏の黒斑が碁石(ゴイシ)を置いたように見えることから名付けられました。

<備考>
 季節差はあまりありませんが、メスは大きく、翅が丸味を帯びています。

ゴイシシジミ (しじみちょう科) 2006年7月23日午前、「蝶の里公園」(埼玉県嵐山町)で撮影

 2006年7月23日午前、「蝶の里公園」(埼玉県嵐山町)で撮影しましたが、7頭が葉の裏側に群れて、アブラムシの分泌液を吸っていました。

ゴイシシジミ (しじみちょう科) 2007年7月8日午後、「北本自然観察公園」(埼玉県北本市)で撮影

 2007年7月8日午後、「北本自然観察公園」(埼玉県北本市)で撮影しましたが、数頭が葉の裏側に群れていました。

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