このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<岬と灯台写真館>

吠崎と花淵灯台(宮城県)

2004年8月28日午後に七ヶ浜半島吠崎(宮城県七ヶ浜町)で撮った写真です。


 2泊3日で、南東北の旅に出かけ、まず 鵜ノ尾埼灯台 に立ち寄った後は、さらに北上して、七ヶ浜町へと至りました。すでに、昼飯時になっていたので、蕎麦屋を見つけて、板そば天ぷら付きというのを注文しました。新しい店だったけど、結構美味しかったのです。そこで、花淵灯台への行き方を聞いて、車で細い山道へと入り込んで行きました。鼻節神社の鳥居の前に車を駐め、まず、参道を登って参拝しました。それから引き返し、灯台に向かって、林道を歩いていったのですが、途中いろいろな蝶々が舞っていて、立ち止まってはカメラを向けていたので、結構時間がかかってしまいました。通常だと10分くらいだと聞いていたのですが...。行き着いた先には、結構立派な灯台が立っていて、松島湾に出入りする船舶を導いているって感じでした。ここからは、あまり海は見えませんでしたが、灯台の写真を撮りまくりました。

☆花淵灯台地図
花淵灯台 (2004年8月28日撮影)
花淵灯台の概要
番号 1759 [F6521]
位置 北緯 38度17分28秒 
東経 141度05分17秒
塗色 白色  
構造 塔形(円形) コンクリート造
灯器LB−90型
灯質 群閃赤緑互光、毎13秒を隔て
7秒間に赤緑各1閃光
光度 赤32万カンデラ、緑20万カンデラ
光達距離 赤18海里(約33km)
緑17海里(約31km) 
明弧 172度から50度まで
灯塔高 22.6m(地上〜塔頂)
標高 63m(平均海面〜灯火)
初点灯 1964年(昭和39)10月27日
所在地宮城県七ヶ浜町花渕浜

<特徴>
 花淵灯台は、宮城県七ヶ浜町にある七ヶ浜半島吠崎の突端に立つ白亜円形の 大型灯台 です。周辺は、松島県立自然公園に指定されています。

<歴史>
 この灯台は、1964年(昭和39)10月27日に設置・ 初点灯 しました。当初は白光でしたが、1971年(昭和46)隣接する波島灯台と区別できるように、赤緑互光に変更されました。

<現況>
 現在の 灯塔高 (地上から塔頂まで)は22.6m、 標高 (平均海面〜灯火)は63mで、LB-90型灯器を使い、 光度 は、赤光32万カンデラ、緑光20万カンデラ、 光達距離 は赤光18海里(約33km)、緑光17海里(約31km) です。内部は、一般公開されていませんので、通常は外部のみの見学となります。


☆鼻節神社

鼻節神社

 七ヶ浜半島を周回する県道から、海側にたんぼ道に入り、何度か折れ曲がりながら山道に入っていった所に鼻節神社があります。赤い鳥居の前に3台ほどの駐車スペースがあり、うっそうたる樹林の中の階段を上っていくと社殿が見えてくるのです。この神社は今から1370年余り前のことと伝えられ、祭神は猿田彦命です。ほんとうに、静かな場所に鎮座していて、松島湾を望むことが出来ます。この神社の前から、花淵灯台へ向かう林道が延びています。


☆花淵灯台付近の蝶

ルリシジミ (しじみちょう科)ヒメジャノメ(じゃのめちょう科)
コミスジ(たてはちょう科)ヤマキマダラヒカゲ(じゃのめちょう科)

 花淵灯台へと至る林道の途中には、いろいろな蝶が飛び交っていました。それらを次々に追いかけて、とまったところを接写したのです。


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