このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> せせりちょう科

ヒメキマダラセセリ


ヒメキマダラセセリ
(姫黄斑せせり)
学 名Ochlodes ochraceus
科 名せせりちょう科
時 期年2回、5月〜9月
分 布本州〜九州
大きさ(前翅長)12-17mm
(開張)25-32mm  
生育地樹林周辺、草地など
<特徴>
 春から初秋まで、樹林周辺、草地などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は黄褐色で前翅に黒斑が見られます。表側は、オスでは、褐色の地色ですが、外縁に黒い帯が目立ち、前翅の性標もはっきりしています。またメスでは、全体的に黒っぽい中に黄褐色の斑模様が見られます。とても敏捷に飛ぶので、追いかけるのはたいへんです。幼虫は、イネ科植物(チヂミザサ、ヤマカモアシボソなど)を食べます。

<名前の由来>
 ひっかいてほじくるという意味の「セセリ」から命名されたセセリチョウの一種で、オスは黄色地に黒っぽい斑模様(キマダラ)が見られ、また小さく愛らしいのでヒメ(姫)が付きました。

<備考>
 オスとメスでは翅の表側は、かなり印象が違います。

ヒメキマダラセセリ♂(せせりちょう科) 2005年7月10日午後、女神湖畔(長野県立科町)で撮影

 2005年7月10日午後、標高1,540mの女神湖畔(長野県立科町)で撮影しましたが、アカツメクサの花で吸蜜していました。

ヒメキマダラセセリ♂(せせりちょう科) 2005年7月16日午前、磐梯山の雄子沢(福島県北塩原村)で撮影

 2005年7月16日午前、磐梯山の雄子沢(福島県北塩原村)で撮影しましたが、花から花へ吸蜜していました。

ヒメキマダラセセリ(せせりちょう科) 2006年6月4日午後、「蝶の里公園」(埼玉県嵐山町)で撮影

 2006年6月4日午後、「蝶の里公園」(埼玉県嵐山町)で撮影しましたが、アザミの花で吸蜜していました。

ヒメキマダラセセリ(せせりちょう科) 2006年8月6日午前、ピラタス蓼科(長野県茅野市)で撮影

 2006年8月6日午前、ピラタス蓼科(長野県茅野市)で撮影しましたが、スキー場斜面のアザミの花で吸蜜していました。

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