このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
<岬と灯台写真館>
野母崎半島と樺島灯台(長崎県)
2004年5月4日午前に野母崎半島と樺島(長崎県)で撮った写真です。
3泊4日で、北九州の旅に出かけ、羽田から福岡まで、飛行機で飛び、レンタカーを借りて、熊本、佐賀と巡り、2泊目に長崎県の唐比温泉に泊まりました。翌日、国道34号線で長崎市方面へ向かいましたが、途中切通というところから、右折して野母崎の先端へと至る県道に入っていったのです。しかし、この道がまたすごい道で、車一台がやっとという道幅で、曲がりくねりながらアップダウンを繰り返しています。雨も降っているので、慎重にハンドルを切りました。ガードレールの無いところも多く、ちょっと間違えば、崖下の海へ転落です。でも、きれいな海と段々畑が、すばらしい景観を成していて、天気さえ良ければ写真を撮っていくのにと悔やまれました。そんな、山道を1時間半ばかり走って、ようやく先端に近い樺島が見えてきました。今は、樺島大橋が出来ていて、車で島へ渡ることが出来るのです。しかし、島内に入っても目指す樺島灯台までは、ほんとうに細い危険な道が続きます。全くガードレールもなく、ヘアピンカーブの連続で、対向車が来てもすれ違えない所が多いのです。そんなひどい道を3kmほど走って、やっと南端にある灯台までたどり着いたのですが、さいわい、対向車も来なくてホッと胸を撫で下ろしました。しかも、雨もようやく上がりかけていて、カメラをぶら下げて、灯台と海の写真を撮りまくったのです。白亜の灯台の前は、東シナ海が広がっていて、それはそれはきれいで、最果ての地に来た感が強かったのです。
☆樺島灯台 | 地図 |
樺島灯台 (2004年5月4日撮影) |
| <特徴> 樺島灯台は、長崎県野母崎半島の先端にある樺島の南端に立つ白亜の 大型灯台 です。周辺は、野母崎半島県立公園に指定され、東シナ海を望む風光明媚の地です。 <歴史> 現在の 灯塔高 (地上から塔頂まで)15.2m、 標高 (平均海面から灯火まで)124mで、第3等大型 フレネル式レンズ を使い、 光度 120万カンデラ、 光達距離 23海里(約43km) です。内部は、一般公開されていませんので、通常は外部のみの見学となります。また、周辺は公園化されていて展望台や休憩所、駐車場などが整備されていますし、灯台に隣接して 灯台資料館 があり、灯具や写真が展示してあって無料で見学できます。 |
樺島灯台資料館 | 展示されている灯台用灯器 |
樺島灯台に隣接して、資料館がありますが、これは旧 退息所 を活用して、灯具や機器、各地の灯台写真などを展示したもので、休憩所ともなっています。
樺島灯台公園 |
樺島灯台周辺は公園化されていて、展望台や休憩所、駐車場などが整備され、緑の芝生も広がっています。眼前には、東シナ海が広がっていて、水平線を眺望することができますが、300度近いパノラマで広がる海は、絶景です。また、春は桜の名所としても知られているそうです。
樺島灯台周辺の海と磯 |
樺島灯台は、標高100mほどのところに立っていますが、周辺は断崖絶壁に美しい緑が映え、眺望のすばらしいところです。崖下の磯は、釣りの好ポイントとして有名で、イシダイも釣れるそうです。
樺島大橋 | 樺島漁港 |
野母崎半島から樺島に渡るには、樺島大橋を通ります。赤く塗られたこの橋は、長さ227mのランガートラス式で、1986年(昭和61)に完成しました。それによって、渡船にたよってきた交通が改善され、島民の生活環境は大きく向上したそうです。樺島漁港には、多くの漁船が停泊していましたが、東シナ海の良好な漁場を持っていて、漁業が盛んとのことです。
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