このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<岬と灯台写真館>

神威岬と灯台(北海道)

2004年9月20日午後に神威岬(北海道)で撮った写真です。


 9泊10日で、北海道の旅に出かけ、4日目に乙部温泉から北に走り、貝取澗温泉「あわび山荘」に立ち寄り入浴しました。浴後は、再び国道に復し北上していき、 茂津多岬灯台弁慶岬灯台 へも立ち寄って写真を撮ったのです。それからは、岩内で昼食後、神恵内温泉「リフレッシュプラザ998」へ入浴し、この先の国道229号線が台風18号の影響で通行止めのため、仕方なくトーマル峠を越えました。峠上からは積丹半島の山並みが見えましたが、ほんとうに大自然がいっぱいで、迂回路も楽しめたのです。その後、美国から積丹半島先端にある積丹岬へと至り、 積丹出岬灯台 を巡ってから、さらに先端にある神威岬(かむいみさき)へと至りましたが、灯台へと至る尾根道が強風のために閉鎖されていたのが残念です。でも、風に飛ばされないよう気をつけながら、海岸風景をカメラに収めておきました。撮影後は、少し戻って、シララ温泉「民宿北都」へ泊まりました。

☆神威岬灯台地図
神威岬灯台 (2004年9月20日撮影)
神威岬灯台の概要
番号 0590 [F7004]
位置 北緯 43度20分00秒 
東経 140度20分51秒
塗色 白黒横線塗  
構造 塔形(円形) コンクリート造
灯器LB-90型灯器
灯質 単閃白光 毎15秒に1閃光
光度 37万カンデラ(実効光度)
光達距離 23海里(約43km) 
明弧 8度から243度まで
灯塔高 11.8m(地上〜塔頂)
標高 81.65m(平均海面〜灯火)
初点灯 1888年(明治21)8月25日
所在地北海道積丹郡積丹町大字上岬町
<特徴>
 神威岬灯台は、北海道の積丹半島西北端にある神威岬の突端に立つ白と黒に塗られた 大型灯台 です。周辺は、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されていて、日本海を望む風光明媚の地です。

<歴史>
 この灯台は、1888年(明治21)8月25日に 初点灯 しましたが、その後1923年(大正12)にフランス製の第1等フレネルレンズに改良され、1960年(昭和35)4月1日に灯塔を改築、LB-90型灯器に変更、機器を自動化されています。また、2003年9月に改修されて、灯塔部が変わりました。

<現況>
 現在の 灯塔高 (地上から塔頂まで)は11.8m、 標高 (平均海面〜灯火)は81.65mで、LB-90型灯器を使い、 光度 は37万カンデラ(実効光度)、 光達距離 は23海里(約43km) です。


☆神威岬灯台への道

神威岬灯台への道(チャレンカの小道)

 灯台へと至る尾根道(遊歩道“チャレンカの小道”)を歩いて行くと、およそ15分程で先端にたどりつくことができるそうですが強風のために閉鎖されていたのが残念です。でも、風に飛ばされないよう気をつけながら、灯台方向の風景をカメラに収めておきました。


☆神威岬からの眺望

南方向の眺望東方向の眺望
西方向の眺望

 神威岬(かむいみさき)は、積丹半島の北西端に突き出した高さ80mほどの岬で、カムイは神を意味するアイヌ語とのことです。先端には、シンボルとなっている“神威岩”があり、源義経を慕って後を追ってきたアイヌの娘チャレンカが海へ身を投じた所との伝説があるそうです。周囲の眺望はすばらしく、まさに「雄大!」の一語に尽きます。突風が吹いていて、天候が悪かったのは残念ですが、何回もカメラのシャッターを切ったのは言うまでもありません。


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