このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
<岬と灯台写真館>
日の岬と紀伊日ノ御埼灯台(和歌山県)
2004年12月25日午後に日の岬(和歌山県)で撮った写真です。
3泊4日で、紀伊半島一周の旅に出かけ、まず東海道新幹線「のぞみ1号」で名古屋へ出て、近畿日本鉄道の賢島行き特急に乗り換え、宇治山田駅へと至りました。その後、駅前でレンタカーを借りて、 安乗埼灯台 、 大王埼灯台 、 麦埼灯台 と巡ってカメラに収めました。その後は、国道260号線から、国道42号線へ出て、和歌山県に入り、湯川温泉「南紀荘」に泊まりました。翌朝は、8時半過ぎには宿を立って、少し、北に戻って宇久井半島の 宇久井駒埼灯台 そして、南下して 樫野埼灯台 、 潮岬灯台 、 江須埼灯台 と回って写真を撮り、椿温泉に泊まりました。3日目は、朝8時半過ぎには出立し、 番所鼻灯台 、南方熊楠記念館と巡って、御坊市内に入って、紀州鉄道の沿線を撮影後は、日の岬の先端目指して、車を走らせました、ここは高校生の時以来の再訪でとてもなつかしいのです。まず、とても見晴らしの良い高台にあるアメリカ村資料館に立ち寄ってみました。もう昼を過ぎていたので、そこの食堂で、「しらす御前」というのを注文したのです。しらす丼としらすのテンプラが出てきたのだけど、タレをかけて食べてくださいと言われたので、間違えて天つゆをかけてしまいました。まあ、それでも美味しかったですが...。食後は、紀伊日ノ御埼灯台に行って写真をとったのですが、とても大きな灯台で、どっしりと海に向かっていました。とても絵になるので、ここでもたくさんシャッターを押してしまいました。
☆紀伊日ノ御埼灯台 | 地図 |
紀伊日ノ御埼灯台 (2004年12月25日撮影) |
| <特徴> <歴史> <現況> |
紀伊日ノ御埼灯台のプレート | 紀伊日ノ御埼灯台の塔頂部 |
紀伊水道を望む | |
東方向の眺望 |
日の岬は、紀伊半島の西端に位置し、紀伊水道と太平洋を望む標高200mほどの高台となっています。一帯は、日の岬パークとして整備され、展望台、遊歩道、アメリカ村資料館、小動物園、クヌッセンの丘などがあります。ここからの眺望はすばらしく、特に夕暮れ時の美しさは最高とのことです。
高浜虚子の句碑 |
紀伊日ノ御埼灯台の片隅にひっそりと高浜虚子の句碑が立っています。これには、「妻 長女 三女 それぞれ啼く千鳥」と刻まれていますが、灯台守の悲話が残されています。太平洋戦争後の食糧難が、人里離れたこの灯台にもせまり、突然の病魔と栄養失調のため、妻、長女、三女を次々に失いながらも空襲で壊れた灯台を守った灯台長に感銘して、虚子が送った句なのです。
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