このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> たてはちょう科

コノハチョウ 


コノハチョウ(木葉蝶)
学 名Kallima inachus
科 名たてはちょう科
時 期沖縄島では年3回、5月〜10月
八重山諸島では、ほぼ一年中
分 布南西諸島(沖永良部島以南)
大きさ(前翅長)42-50mm
(開張)70-80mm
生育地深い樹林帯
<特徴>
 南西諸島の沖永良部島、沖縄島、石垣島、西表島の深い樹林地帯に生息し、沖縄島では年3回発生し5月から10月、八重山諸島では、ほぼ一年中見ることができるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は、枯れた木葉のような感じに見え、表側は、光沢のある藍色の地に前翅のオレンジ帯と褄黒が目立ちます。幼虫は、キツネノマゴ科植物(セイタカスズムシソウ、オキナワスズムシソウなど)を食べます。

<名前の由来>
 羽の裏側が枯れた木葉(コノハ)のように見えるので、名付けられました。

<備考>
 季節型はありません。環境省レッドデータブック準絶滅危惧沖縄県天然記念物指定

コノハチョウ(たてはちょう科) 2006年3月19日「群馬昆虫の森」(群馬県)の生態温室で撮影

 2006年3月19日「群馬昆虫の森」(群馬県)の生態温室で撮影しましたが、人工飼育されているもので、多くの亜熱帯(西表島産)の蝶が館内を飛び交っていました。

コノハチョウ(たてはちょう科) 2006年5月6日昼、本部町(沖縄県)で撮影

 2006年5月6日昼、本部町(沖縄県)で撮影しましたが、木々の間を飛んでいました。沖縄県の天然記念物に指定されています。

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