このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> たてはちょう科

クモガタヒョウモン 


クモガタヒョウモン(雲形彪紋)
学 名Nephargynnis anadyomene
科 名たてはちょう科
時 期年1回、5月〜6月、9月〜10月
分 布北海道〜九州
大きさ(前翅長)35-40mm
(開張)65-70mm
生育地丘陵地から山地の森林、草地
<特徴>
 5月〜6月頃あらわれますが、低山地では真夏には一時夏眠し、9月〜10月再び活動します。丘陵地から山地の森林、その周辺の草地、林縁部などで見られるタテハチョウの一種です。翅の裏側は、前翅に淡褐色の地に黒斑(彪紋)、後翅は灰色を帯びた黄緑色で雲状にぼやけた模様があり、前縁に小さな白斑があります。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られます。幼虫は、スミレ科植物(オオタチツボスミレ、タチツボスミレ、ミヤマスミレ、パピリオスミレなど)を食べます。

<名前の由来>
 翅の裏側後翅が雲形(クモガタ)にぼやけた、彪紋(ヒョウモン)蝶という意味で名付けられました。

<備考>
 メスの方がオスより、表側が全体にやや暗いのです。

クモガタヒョウモン♂(たてはちょう科) 2013年5月31日午後、あじさい山公園(埼玉県越生町)で撮影

 2013年5月31日午後、埼玉県越生町のあじさい山公園の地表にとまっているのを望遠で捉えました。

前種へ たてはちょう科目次 次種へ

蝶の写真館へ戻る
旅の写真館へ戻る
ホームページへ戻る

*ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね!  gauss@js3.so-net.ne.jp

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください