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<蝶の写真館> しじみちょう科

クロマダラソテツシジミ


クロマダラソテツシジミ (黒斑蘇鉄小灰)
学 名Chilades pandava
科 名しじみちょう科 
時 期6-11月
分 布沖縄・九州・四国・本州南岸
大きさ(前翅長)15mm前後
(開張)30mm前後
生育地農地、公園、人家など

<特徴>
 初夏に発生し、沖縄・九州・四国・本州南岸の農地、公園、人家などで見られるシジミチョウの一種です。翅の裏側は,淡褐色で外半分に白条を伴う褐色斑列、肛角部付近に黒斑を囲む赤斑があり、細長い尾状がある。表側は、オスが青紫色で黒色の縁があり、メスは、中央部に青色斑があり、後翅外縁に黒点列が目立ちます。幼虫は、ソテツを食べます。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、黒斑(クロマダラ)があり、幼虫が蘇鉄(ソテツ)を食草とすることから名付けられました。

<備考>
 1992年に沖縄で初記録され、一時途絶えたものの、近年は南西諸島や九州南部で定着し、四国や本州の南岸でも見られるようになりましたが、ソテツの食害が問題となっています。

クロマダラソテツシジミ♀ (しじみちょう科) 2008年10月7日午前、大江(熊本県天草市)で撮影

 2008年10月7日午前、大江(熊本県天草市)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。

クロマダラソテツシジミ (しじみちょう科) 2008年10月9日朝、桜島港(鹿児島県鹿児島市)で撮影

 2008年10月9日朝、桜島港(鹿児島県鹿児島市)で撮影しましたが、地表に止まっていました。

クロマダラソテツシジミ (しじみちょう科) 2008年10月9日午前、佐多岬(鹿児島県南大隅町)で撮影

 2008年10月9日午前、佐多岬(鹿児島県南大隅町)で撮影しました。

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