このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> しじみちょう科

ゴマシジミ


ゴマシジミ (胡麻小灰)
学 名Maculinea teleius
科 名しじみちょう科 
時 期年1化、7月〜9月
分 布北海道、本州、九州
大きさ(前翅長)18-24mm
(開張)29-48mm
生育地草原、湿原、高地

<特徴>
 初夏に年1回発生し、北海道や本州(東北北部、関東、中部、中国)、九州の草原、湿原、高地で見られるシジミチョウの一種です。翅の裏側は、淡い褐色地に黒色斑が散らばります。表側は、オスでは黒褐色に薄く藤色を帯びますが、メスでは、藤色を欠きます。幼虫は、バラ科植物(ワレモコウ、ナガボノシロワレモコウ、カライトソウ、ミヤマワレモコウなど)を食べますが、終齢幼虫はシワクシケアリの巣に運ばれ、シワクシケアリの卵や幼虫を食べます。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、翅の裏側の黒斑を胡麻(ゴマ)に見立てて名付けられました。

<備考>
 季節型はありませんが、北海道・東北亜種、本州中部亜種、八方尾根・白山亜種、中国・九州亜種があります。環境省レッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類

ゴマシジミ♂ (しじみちょう科)北海道・東北亜種 2012年8月15日午前、ウトナイ湖畔(北海道苫小牧市)

 2012年8月15日午前、ウトナイ湖畔(北海道苫小牧市)で撮影しましたが、北海道・東北亜種です。

前種へ しじみちょう科目次 次種へ

蝶の写真館へ戻る
旅の写真館へ戻る
ホームページへ戻る

*ご意見、ご要望のある方は右記までメールを下さい。よろしくね!  gauss@js3.so-net.ne.jp

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください