このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> しじみちょう科

クロシジミ


クロシジミ (黒小灰)
学 名Niphanda fusca
科 名しじみちょう科 
時 期年1回、7月〜8月
分 布北海道〜九州
大きさ(前翅長)17-23mm
(開張)40mm前後
生育地クヌギやコナラの雑木林、草地など

<特徴>
 夏に年1回発生し、北海道から九州のクヌギやコナラの雑木林、草地などで見られ、シジミチョウとしては大型ですが、分布は局地的です。翅の裏側は灰色地で、黒っぽい斑紋があります。表側は、オスが暗紫色で、メスは黒褐色です。幼虫は、アブラムシやキジラミの分泌物を食べ、3齢幼虫以降はクロオオアリから食物をもらう、特異な生育過程をたどります。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、黒(クロ)っぽいまので、この名が付きました。

<備考>
 オスよりメスがやや大きいのです。環境省レッドデータブック絶滅危惧Ⅰ類

クロシジミ♀ (しじみちょう科) 2005年7月17日朝、小国町(山形県)で撮影

 2005年7月17日朝、小国町(山形県)で撮影しました。

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