このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> しじみちょう科

トラフシジミ


トラフシジミ (虎斑小灰)
学 名Rapala arata
科 名しじみちょう科
時 期年2回、4月〜8月
分 布北海道〜九州
大きさ(前翅長)18-21mm
(開張)32-40mm
生育地平地から高原
<特徴>
 ふつう年2回成虫が出現し、春〜夏に平地から高原で見られるシジミチョウの一種です。翅の裏側は褐色で、白帯が縞模様のように見えます。表側は、藍色ですが、オスは後翅基部に三角形の性標が現れます。飛ぶときは素早いのですが、すぐ葉の上にとまるのでシャッターチャンスがあります。幼虫はマメ科やツツジ科、ユキノシタ科などの植物の花や実を食します。

<名前の由来>
 羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ているために命名されたシジミチョウの一種で、褐色と白帯の縞模様を虎斑(トラフ)に見立てて、命名されました。

<備考>
 春型は夏型に比べ、白帯がはっきりしてコントラストが強くなります。

トラフシジミ(しじみちょう科) 2006年6月27日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影

 2006年6月27日昼、見沼たんぼ(埼玉県川口市)で撮影しましたが、一瞬葉の上にとまったところを望遠で撮りました。

トラフシジミの夏型(しじみちょう科) 2006年7月23日午前、「蝶の里公園」(埼玉県嵐山町)で撮影

 2006年7月23日午前、「蝶の里公園」(埼玉県嵐山町)で撮影しました。

トラフシジミの夏型(しじみちょう科) 2012年6月24日午前、狭山丘陵(埼玉県入間市)で撮影

 2012年6月24日午前、狭山丘陵の「さいたま緑の森博物館」(入間市)で撮影しましたが、栗の花で吸蜜していました。

トラフシジミの春型(しじみちょう科) 2015年5月17日午後、狭山丘陵(埼玉県入間市)で撮影

 2015年5月17日午後、狭山丘陵の「さいたま緑の森博物館」(埼玉県入間市)で撮影しましたが、ハルジョオンの花で吸蜜していました。

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