このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<岬と灯台写真館>

御浜崎と戸田灯台(静岡県)

2005年1月10日午前に伊豆半島の御浜崎(静岡県)で撮った写真です。


 2泊3日で、三浦半島と伊豆半島の岬と灯台めぐりの旅に出かけ、早朝6時過ぎに出立して、初日に三浦半島を巡りました。 剱埼灯台 、城ヶ島の 安房埼灯台城ヶ島灯台 、葉山灯台、江ノ島灯台と回ってから、伊豆半島へ至り、東海岸の赤沢温泉へ泊まりました。2日目は、8時半過ぎに宿を立ち、 川奈埼灯台 を写真に穫ってから、下田を経由して、伊豆半島の先端を回り、波勝崎で野猿をカメラに収めました。その後、松崎温泉「サンセットヒル松崎」に一浴して、堂ヶ島で「加山雄三ミュージアム」見学後、小土肥温泉に泊まったのです。3日目は、9時近くに宿を出立しました。まず、県道に出て、西海岸沿いに北上していったのですが、ヘアピンカーブが続きアップダウンが激しいのです。それでも、眺望がすばらしく、駿河湾越に富士山も頭を出していたのをすくいに走り続けていきました。まず、戸田の御浜崎に立ち寄ったのですが、海と雲の上に頭を出した富士山がきれいなので感動しました。戸田灯台を撮し込んで、何回もシャッターを切ったのです。それから、造船郷土資料博物館を見学したのですが、ここは幕末に西洋式の造船を初めておこなった所なのです。こういう博物館に立ち寄るといろいろと勉強になります。

☆戸田灯台地図
戸田灯台 (2005年1月10日撮影)
戸田灯台の概要
番号 2459
位置 北緯 34度58分32秒 
東経 138度45分50秒
塗色 白色  
構造 塔形(円形) コンクリート造
灯質 等明暗白光 明3秒暗3秒
光度 2千カンデラ
光達距離 11海里(約20km) 
明弧 全度
灯塔高 11.6m(地上〜塔頂)
標高 17m(平均海面〜灯火)
初点灯 1952年(昭和27)2月
所在地静岡県田方郡戸田村

<特徴>
 戸田灯台は、伊豆半島の西海岸、御浜崎に立つ白亜の 小型灯台 です。周辺は、富士箱根伊豆国立公園に指定され、駿河湾から富士山を望む風光明媚の地です。

<歴史>
 この灯台は、1952年(昭和27)2月に設置、 初点灯 しました。その後、1984年(昭和59)2月に改築されています。

<現況>
 現在の 灯塔高 (地上から塔頂まで)は11.6m、 標高 (平均海面〜灯火)は17mで、 光度 は2千カンデラ、 光達距離 は11海里(約20km)です。

戸田灯台のプレート戸田灯台の塔頂部

☆御浜崎周辺の海

南方向を望む北方向を望む
戸田港を望む

 戸田港を包み込むように細長く伸びている砂嘴が御浜崎です。湾内は波静かで、天然の良港となり、遠浅の砂浜は夏期には海水浴場として賑わいます。松林が続く風光明媚な所です。


☆御浜崎から富士山を望む

御浜崎から富士山を望む

 御浜崎の先端から、駿河湾を眺めると、雲の上に頭を出した富士山がきれいなので感動しました。そこに、観光船や漁船が通るので、カメラに写し込んだのです。


☆造船郷土資料博物館と諸口神社

戸田村立造船郷土資料博物館諸口神社の鳥居

 御浜崎の先端の松林の中に戸田村立造船郷土資料博物館があります。ここには、幕末の1854年(安政元)戸田沖に沈没したロシア軍艦「ディアナ号」関係の資料が展示されています。また、隣接して駿河湾深海生物館があり、駿河湾に住む生物たちの生態や戸田の漁業について知ることが出来ます。少し、松林の中を歩くと諸口神社がありますが、大漁と海上守護の神としてあがめられている橘姫命(たちばなひめのみこと)を祭神としています。毎年4月4日に大漁祈願の例大祭が行われるとのことです。


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