このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
<蝶の写真館> あげはちょう科
オナガアゲハ
| <特徴> 普通寒冷地では年2回、暖地では年3回の発生で、春から秋まで、北海道から九州の主に丘陵地からら山地の渓流沿いなどで見られるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側も表側も黒色ですが、後翅外縁に弦月形の赤斑が並んでいます。ゆるやかに飛んでいますが、時々ツツジやアザミなどの花に止まるので、シャッターチャンスがあります。幼虫は、ミカン科植物(コクサギ、カラスザンショウ、サンショウなど)を食べます。 <名前の由来> 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、尾状突起が長い(オナガ)ので、名付けられました。 <備考> オスは、後翅表の前縁に長楕円形の白斑があるので、識別できます。 |
オナガアゲハ(あげはちょう科) 2013年4月29日午後、鎌北湖畔(埼玉県毛呂山町)で撮影 |
2013年4月29日午後、標高170mの鎌北湖畔(埼玉県毛呂山町)で撮影しましたが、花で吸蜜していました。
オナガアゲハ♂(あげはちょう科) 2016年5月2日午前、蔦の細道(静岡県藤枝市)で撮影 |
2016年5月2日午前、蔦の細道(静岡県藤枝市)で撮影しましたが、葉上に止まっていました。
オナガアゲハ♀(アゲハチョウ科) 2016年5月5日午後、狭山丘陵(埼玉県入間市)で撮影 |
2016年5月5日午後、狭山丘陵の「さいたま緑の博物館」(入間市)で撮影しましたが、ツツジの花で吸蜜していました。
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