このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> あげはちょう科

シロオビアゲハ


シロオビアゲハ(白帯揚羽)
学 名Papilio polytes
科 名あげはちょう科 
時 期多化性、ほぼ1年中
分 布奄美諸島以南、沖縄
大きさ(前翅長)36-55mm
(開張)60-80mm
生育地海岸や人家周辺など
<特徴>
 鹿児島県の奄美諸島以南、沖縄県の諸島でほぼ1年中、海岸や人家周辺等で普通に見られるアゲハチョウの仲間です。翅の裏側も表側も黒地に白帯が目立ちますが、メスにはオスと同様の白帯があるタイプ(Ⅰ型)とベニモンアゲハに擬態したと思われる赤斑のあるタイプ(Ⅱ型)とがあります。花々の周辺をゆるやかに飛び、時々吸蜜するので撮影することが出来ます。幼虫は、ミカン科植物(サルカケミカン、ヒラミレモン、ナツミカンなど)を食べます。

<名前の由来>
 花にとまって、密をすう時、羽を揚(あ)げてとまるアゲハチョウの仲間で、白い帯が目立つので名付けられました。

<備考>
 季節型はありませんが、八重山諸島産には他との地域差が見られます。

シロオビアゲハ(あげはちょう科) 2006年3月19日「群馬昆虫の森」(群馬県)の生態温室で撮影

 2006年3月19日「群馬昆虫の森」(群馬県)の生態温室で撮影しましたが、人工飼育されているもので、多くの亜熱帯(西表島産)の蝶が館内を飛び交っていました。

シロオビアゲハ(あげはちょう科) 2006年5月3日午後、喜屋武岬(沖縄県糸満市)で撮影

 2006年5月3日午後、喜屋武岬(沖縄県糸満市)で撮影しましたが、ゆらゆらと花から花へと飛んでいました。

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