このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> たてはちょう科

スミナガシ 


スミナガシ(墨流)
学 名Dichorragia nesimachus
科 名たてはちょう科
時 期通常年2回、5月〜8月
分 布本州〜沖縄
大きさ(前翅長)32-44mm
(開張)55〜65mm
生育地丘陵地から山地の広葉樹林など
<特徴>
 春から夏まで、平地から山地の広葉樹林の周辺などで見られるタテハチョウの仲間です。翅の裏側は暗色で、前翅の中央部から外縁に細い白斑が並んでいます。青緑色の光沢があり、外縁部を中心に白色の斑紋が散らばって、後翅中央部付近に青斑があります。昼の暑い時間帯は休んでいる場合が多く、夕方になると活発に飛翔し、オスは占有行動をとる性質があります。幼虫は、アワブキ科植物(アワブキ、ミヤマハハソ、ヤマビワ、ナンバンアワブキなど)を食べます。

<名前の由来>
 翅が、墨(スミ)を流し(ナガシ)たような模様に見えるので、この名が付きました。

<備考>
 外見による雌雄の判別はなかなかたいへんです。本土亜種、奄美・沖縄亜種、八重山亜種があります。
スミナガシ(タテハチョウ科) 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影

 2016年5月18日午後、「美の山公園」(秩父市・皆野町)で撮影しましたが、建物の壁に止まっていました。

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