このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> じゃのめちょう科

ヤマキマダラヒカゲ


ヤマキマダラヒカゲ
(山黄斑日陰)
学 名Neope niphonica
科 名じゃのめちょう科
時 期年1〜2回、5月〜8月
分 布北海道〜九州
大きさ(前翅長)30-38mm
(開張)55-65mm
生育地

低山地から亜高山帯の雑木林の周辺など

<特徴>
 春から夏まで、低山地から亜高山帯の雑木林の周辺などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は白と黄と黒の入り交じった文様で、蛇の目模様が並んでいます。表側は、茶褐色の地色に橙黄色の斑と線が見られます。樹木や地面に時々とまりますが、羽を閉じているので、飛翔時以外に表側を撮影するのは難しいのです。幼虫は、イネ科植物(チシマザサ、シナノザサ、ススキなど)を食べます。

<名前の由来>
 陽光を避けて曇天や夕刻によく飛びまわるヒカゲチョウの中で、山(ヤマ)で多く見られ、黄色の斑(キマダラ)模様があるので命名されました。

<備考>
  サトキマダラヒカゲ とよく似ていて、識別はなかなか難しいのです。本土亜種、房総亜種、屋久島亜種があります。

ヤマキマダラヒカゲ(じゃのめちょう科)本土亜種 2005年6月25日午前、半月山駐車場付近(栃木県足尾町)

 2005年6月25日午前、中禅寺湖スカイラインの標高約1,600mにある半月山駐車場付近(栃木県足尾町)で撮影しましたが、本土亜種です。

ヤマキマダラヒカゲ(じゃのめちょう科)本土亜種 2005年7月9日午前、湯の丸高原(長野県東御市)

 2005年7月9日午前、標高約1,800mの湯の丸高原(長野県東御市)で撮影しましたが、本土亜種です。

ヤマキマダラヒカゲ(じゃのめちょう科)本土亜種 2006年7月14日朝、ニセコ五色温泉(北海道ニセコ町)

 2006年7月14日朝、標高約800mのニセコ五色温泉(北海道ニセコ町)付近で撮影しましたが、本土亜種です。

ヤマキマダラヒカゲ(じゃのめちょう科)本土亜種 2013年5月18日午後、三峰山(埼玉県秩父市)

 2013年5月18日午後、標高約1,100mの三峰山山頂(埼玉県秩父市)付近で撮影しましたが、本土亜種です。

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