このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

<蝶の写真館> じゃのめちょう科

サトキマダラヒカゲ


サトキマダラヒカゲ
(里黄斑日陰)
学 名Neope goschkevitschii
科 名じゃのめちょう科
時 期年1〜2回、5月〜8月
分 布北海道〜九州
大きさ(前翅長)26-39mm
(開張)60-65mm
生育地平地から低山地の雑木林の周辺など

<特徴>
 春から夏まで、平地から低山地の雑木林の周辺などで普通に見られるジャノメチョウの仲間です。翅の裏側は白と黄と黒の入り交じった文様で、蛇の目模様が並んでいます。表側は、茶褐色の地色に橙黄色の斑と線が見られます。樹木や地面に時々とまりますが、羽を閉じているので、飛翔時以外に表側を撮影するのは難しいのです。幼虫は、イネ科植物(チシマザサ、シナノザサ、ススキなど)を食べます。

<名前の由来>
 陽光を避けて曇天や夕刻によく飛びまわるヒカゲチョウの中で、里(サト)で多く見られ、黄色の斑(キマダラ)模様があるので命名されました。

<備考>
  ヤマキマダラヒカゲ とよく似ていて、識別はなかなか難しいのです。

サトキマダラヒカゲの春型(じゃのめちょう科) 2004年5月5日午後、福岡県前原市内で撮影

2004年5月5日午後、福岡県前原市内で撮影しました。好んで、木の幹や枝にとまっていましたが、羽を開くことはありませんでした。 ヤマキマダラヒカゲ との識別は難しいのです。

サトキマダラヒカゲの夏型(じゃのめちょう科) 2005年8月14日午前、見沼たんぼ(埼玉県さいたま市)で撮影

2005年8月14日午前、見沼たんぼ(埼玉県さいたま市)で撮影しました。木にとまって、樹液を吸っていましたが、飛翔する瞬間をとらえて、表側も撮ってみました。

サトキマダラヒカゲ(じゃのめちょう科) 2006年6月10日昼、秋ヶ瀬公園(埼玉県さいたま市)で撮影

 2006年6月10日昼に、秋ヶ瀬公園(埼玉県さいたま市)で撮影しましたが、木の幹にしばらくとまったままでした。

サトキマダラヒカゲ(じゃのめちょう科) 2006年7月8日午前、ほべつ道民の森(北海道穂別町)で撮影

 2006年7月8日午前、ほべつ道民の森(北海道穂別町)で撮影しましたが、表側は撮れませんでした。

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