《もみのき森林線の電車車両》 |
| ●モハ121 レトロな車輌を運行しているもみのき森林線ですが、このモハ121は熊本で保存されていた車輌を再整備して運用しています。オリジナルとは違って前面の窓に補強をいれるなどしています。 |
| ●105型 総武流山鉄道で野ざらしになっていたモハ105を譲り受け、電装解除し制御車として運用されています。 運用される時は基本的に貸切増結用で、デ3128とコンビを組みますが、塗りなおしたデ3128に比べ、古豪色蒼然としたくたびれた感じが人気です。 ヘッドマークは総武流山鉄道当時のままの行先表示です。 |
| ●デハ21型 もみのき森林線にやって来る際、塗装しなおしたため車齢のわりにはきれいすぎるのがミスマッチなデハ21型。 これも素性は不明の車輌です。 車体下部塗色の黄と青帯、車体側面の切り欠きに特徴があります。 |
| ●クモハ623−3型 湘南顔の流線型デザイン、もみ鉄の中では新しい車輌のようですが、これもどこから来たのでしょうか。 グリーンを基調にしているので、昔の南海電車や京阪電車のような懐かしさを覚えます。分散クーラーが屋根上に設置されていますが、どうも故障しており冷房はかかりませんが、高原の森林を走るので窓全開でもさほど暑く感じません。 |
| ●デ3128型 古い車体に対して、モダンで斬新なカラースキーム。でも電車というよりもバスのカラースキームのよう。ドアまわりだけステンレスドアに改修されているのも特徴的です。前面は白一色だったので『豆腐電車』とあだなされていましたが今は広告を掲出しています。 また、ヘッドマークに『貸切』とあるように、主には貸切運転で使用されることが多いようです。通常ダイヤの運行頻度の低いもみ鉄では、比較的自由な時間に臨時や貸切運用が可能なようですね。 |
| ●クモハ479型 かつての国鉄や私鉄では良くみられた15メートル級の電車。緑の車体にオレンジの窓枠と扉は、オーソドックスな塗装ですが、どこから導入されたのかは不明です。 もみのき森林線では、単行もしくはデ1578と編成を組んで走ります。 また、前照灯が暗いため屋根上にシールドビームを追加し夜も安全運行につとめています。 |
| ●デ1578型 今は珍しくなった12メートル級の電車。 短くてかわいい上、オレンジに白い雲の車体カラーは、もみのき森林線のアイドル的車両です。 さすがに定期運転時は単行運用無くクモハ479とペアを組みますが、時には単行で貸切や臨時イベント電車、あるいは小貨物を運ぶ際の機関車代わりなどにひっぱりだこです。 |