トミー　　熱血変形マグナザウラー　熱血進化グランザウラー

さてさて、今回ははじめてのおいしゃさん・・・・じゃなくて、初めての２体同時紹介。初めての前後編でもあります。
前回紹介したゴウザウラーに、途中から参加した新型ロボット、マグナザウラーとグランザウラーを紹介します。
こう「ザウラー」「ザウラー」続くとゾイドみたいじゃのぅ。
ちなみに何故二つ同時に紹介するかというと、特に紹介する部分が無いので（爆）・・・・・
だって可動部分も少ないし、出来ることは限られてるし・・・・・・これはやっぱり２号３号ロボの宿命、永遠のジレンマか。
まぁそんなこんなでレビュー始めちゃいましょう。


同時に購入したマグナザウラー。こいつはいわゆる２号ロボ兼パワーアップパーツみたいな役割で、ガンバルガーで言う所のリボルガーみたいなもんですな。
・・・・・あぁ、分かりにくいって？　今の人でも分かりやすく言えば、ゴルディオンハンマーみたいなもんと考えてくれりゃいいよ。
熱血変形とか書いてあるけど、殆どが四肢を取り外して組替える、『組替式ロボ』。正式に言うなら『熱血組替』だ！！かっこわる！！

ゴジラ体型のマグナティラノ。時代を感じるねぇ・・・・。

このマグナティラノの足を取り外し、尻尾を取り外し付け替えて『組替』完了。


う〜ん・・・・組替たのにスタイルはイマイチだな。２号ロボの悲しさか、可動部分はバスター部分と腕とひざだけである。
一つだけ評価できるのは、コイツだけ両形態とも１パーツも残らない所。微妙に優秀君。
さらにこのマグナザウラー、前回紹介したゴウザウラーにも合体可能である。




ゴウザウラーの背中にマグナザウラーを装着した、マグナバスターモード。結構デカイ大砲だけど、しっかりバランス取れる所は◎。
ちなみにマグナザウラーはザウラージェット状態でも合体が可能。
　　

寸胴だったザウラージェットに巨大なキャノン方が付きました。
・・・・・・流石に辛いものがあるのではないだろうか？これじゃあ増して飛べやしないよ・・・・・。
後方に折りたたむのは、大砲を回転させてる訳では無く、左右を外して付け替えます・・・・このぐらい頑張れよトミィ。

まぁ、遊べないことは無いんだけど、ギミックも殆ど無いし、これだけだと物足りないのは必至だと思う。
もし買うんだったら、最低でもゴウザウラーとセットで。



変わってこっちは、これまた同時購入したグランザウラー。いわゆる３号ロボの宿命をモロに受けた、悲哀なメカ。
『熱血進化』っていうのが意味判らんが、率直に言っちゃえば、コイツも『熱血組替』、かっこわる！！



グラントプスの大きさは今までのメカの中で最大。さすが高いだけある。
それからこの奇妙な色合いは、まるであの大失敗したＴＦゾイドみたいなカラーだ。

　　　　
ゾイドファンの中ではダントツに嫌われる三人集・・・・でも俺はＢＬＯＸよりマシだと思う。

こいつも付けて外して、付けて外してを繰り返す・・・・。
　　

ビルドアップ、バンバンバンバン、ビルドアップ、バンバンバンバン♪
と、まるで磁石の威力とか不死身のひろしとか見せ付けてくれそうなレベルまでバラバラに・・・・・。
本家本元も負けてしまいそうだぞ。
このバラバラの身体を組み合わせて・・・・


ザウラージェットよりもさらにヤバそうなグランジェットになったりします。
いや・・・・・この際もう文句は言わないよ。『努力と根性』で飛ぶんだよな？
そして、更にザウラージェットをもう一回バラして、組替えると、グランザウラーの完成。


姉さん、ボクはとても悲しいものを見ました・・・・・、胴体が思いっきり箱なロボットなんて悲しすぎるよ。
可動部分はマグナよりも酷く、下腕部のみ。
さらに頂けないのは、コイツのジョイントがこの上ないほどに硬い事。毎回毎回が、スリル満点の変形。
ミシミシ鳴るジョイントのせいで、一回の変形に息を止めることは必至だぞ。

正直な意見を言わせてもらえば、コイツは８０％遊べない。コレだけ持ってても、スタイル悪いわ、動かんわでいい事無い。
コレを買うなら、ゴウザとマグナをセットで買わん限り、必要ないだろう。

結局２体とも、余り遊べるものではなく、むしろ合体のためのパーツとして活用するようなレベル。
この２体のどちらかを単品で買うなんて無謀なことは止めたほうがいいと思う、絶対に。

さてさて、ここではイマイチ力を発揮できなかったマグナザウラーとグランザウラー。
この２体の真価は、ゴウザウラーと共に3体合体した時、初めて発揮されるもの。
その真価、是非ご覧頂きたい。

「超熱血合体」