このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

失われた鉄路



新聞紙上等で既報の通り、都電荒川線に8505の入線以来、14年ぶりに新車が1台導入された。外観は戦前の東京市電をイメージしたとされ、側面の丸窓やダブルルーフ、そして木目調内装によりレトロ調に雰囲気を仕上げると共に、装備はVVVFインバータ制御やデットマンが装着された最新鋭車両となっている。5月27日(日)からの営業運転開始を前に5月中旬から試運転が始まリ、5月26日(土)には荒川車庫前で撮影会が開催された。

5月20日 飛鳥山にて

営業運転開始を前に「試運転」のサボを付けて走る9001

ダブルルーフの下には空調機器が入っている模様

三ノ輪橋停留所もレトロ調にリニューアル

ガス灯風照明や昔の電停にあった時計塔を復活

春の桜の季節は面影橋付近、初夏と秋のバラの季節は荒川車庫前〜三ノ輪橋付近で車窓からの季節感を楽しませてくれる

5月26日 荒川車庫前にて

沢山の人が集まった9001撮影会

車両中央には、イチョウの葉の前の昔の東京都のマークが付いている

5月26日に荒川車庫に旧型都電5501と7504の保存施設
「都電おもいで広場」がオープン

土日には車内も公開される

荒川車庫の留置線で老朽化した姿をさらしていた5501であるが、すっかり綺麗にリニューアルされたのは、うれしい限りである

但し塗色は私の記憶にある現役時代よりも白っぽい

また車内はシートと後部運転席は取り外されて、フォトギャラリーとなっている

7504の方は、ワンマン時代の雰囲気をそのまま残している

5501の車内 PCCカーらしく、運転席には自動車と同じようなアクセルペダルとブレーキペダルが復元されていた

レトロ調都電9001の登場を祝して花電車(ラッピング)が3両登場

下町の雰囲気を色濃く残す荒川線沿線  バラの花が終わると紫陽花が待っている

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