このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

昭和47年7月15日 総武複々線開通式と183系・165系・113系の投入


2008.7.31〜8.3に一足早い夏休みとして、中国の東北地方に残っている戦前の旧南満州鉄道の特急アジア号牽引機関車バシナと、市民の足として重宝されているレトロ感溢れる大連の路面電車を見て来たのでここで紹介します。

パシナ(SL757)が静態保存されている大連の機関庫。扇型車庫だが現在は使われているのか不明。ツアーでないと入場は難しいかもしれない。

車庫の壊れた窓から顔を見せたパシナ

1980年に最初に発見された瀋陽のSL751が有名だが、蒸気機関車陳列館の閉鎖後は屋外に放置されて荒れ果てているとのこと。

2C1の車輪配置からバシフィック型の満鉄7番目の機関車としてパシナと名付けられたとのこと。

川崎車両製でC59と同じ車輪配置なれど、標準軌の特急牽引SLとして動輪の直径が2mほどあり、なにせデカイ。

埃を被っており一部部品や計器の欠損があるが、程度はそれほど悪くはない。

大連市内にある旧満鉄本社。2階の資料室には、満鉄の歴史や遺物が陳列されている。

大連の中山広場の夜景。広場の回りには旧大和ホテルを始めとして、戦前の建物が今でも大切に使われている。

大連市内を走っている市電。レトロ感溢れる車体だが、車体更新はされている模様。

大連駅前を中心に、3系統が運行されている。

前後の扉から乗車し、真ん中の扉から降車。

運賃は全線1元(日本円で約16円)

コントローラーは大型の直接制御。吊り掛け駆動方式のモーター音が懐かしい。女性の運転手が多いのも特徴。

内装もレトロ感たっぷりだが、キレイに更新されている。

レトロ電車の他に、同じ路線に最新型の3連接車体の路面電車も走っています。

満州国時代に、日本人建築家が上野駅を模して作った大連駅。

今回のツアーは、大連・瀋陽を列車で巡る乗り鉄の旅。北海道へ行くより安い阪急交通社の一般団体旅行ですが、この写真は全て団体行動中に撮影しました。

捜すと鉄好みのツアーがあるものですね。

大連と瀋陽を結んでいる特急列車。中国は電車は少なく、機関車牽引の客車が今でも中心。

2階建て車両と1階建て車両が交互に続く珍しい編成。2階建ては低ホームに、1階建ては高ホームに出入り口が対応。

レトロ路面電車にはグリーンとレッドの2種類がありますが、型式は同じようです。

車窓から見た鉄道                             2両1編成の凸型電機

DD14に似たDL。                      瀋陽駅(旧奉天駅)の北に出来た瀋陽北駅。広々としたホームである。

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