このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

 

 

 はじめまして、お久しぶり、稲原神夜です。

Armored Core 3〜Retuen to Silent Line〜を読んで頂き、誠にありがとうございました。

 この小説を書きはじめたのは、もう十年以上前になります。

当時既にAC3SLは過去のゲームとなっており、この小説も身内で読み回す以上の価値が無い作品でしかありませんでしたが、

それでもこの作品を面白いと、先を読みたいと言ってくれた人たちの励ましを受け、こうして完結までこぎつけることが出来ました。

 この作品が私の処女作であり、完成まで非常に長い年月がかかったこともあって、序盤と終盤では既に別の人物が書いているのではないかと思えるほど技量と作風が異なってしまっています。

恥ずかしい限りではありますが、このような事象はこの先小説家としての活動を続けていくにあたり、何度も経験していくことなのだろうと思っています。

それだけ小説の世界というものは奥が深く、どれだけ学んでも学びきれないところがあります。

いつまでもどこまでも成長できる。例え自分の限界が見えても、いくらでも付け足すものがある。小説家というのはそんな、無限の可能性を秘めたものだと思います。

 現在は既に活動の場を同人誌作製に移し、こうしてサイト上に公開する小説を書くことは少なくなってしまっております。

しかし、私という小説家の原点、物語を作りたいという衝動の根源は、間違いなくここにあります。

またふらりと気が向いて、新しい物語をご紹介する時まで、どうかお待ちいただければと思います。もしくは、私の出版した本を手にとっていただくか、イベントの折に私のスペースに来ていただければ、現在の私についてお話できる機会があるかもしれません。

 最後になりましたが、私にアーマード・コアという作品を教えてくれたJ氏、操作の基礎を叩き込んでくれたY氏、小説の書き方を教えてくれた時塔ユウ氏、そして、この話を最後まで呼んでくれた読者の皆様に、深い感謝の思いを捧げたく思います。

みなさま、本当にありがとうございました。

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