このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
取材地域は、主として群馬県の前橋市です。 |
コスモ石油と全国FM放送協議会(JFN)加盟38局が連繋している活動がある。地球環境の保護と保全を全世界に呼びかけているもので、「アースコンシャス〜地球を愛し、感じる心〜」をテーマにしている。 その一環として、全国の山、川、海、湖、公園を舞台に、自然と親しみながら清掃活動を行う「クリーン・キャンペーン」を実施している。 群馬県では、”FMぐんま”の主催で赤城山南面の中腹にある嶺公園で行なわれた。参加者の多くは、小学生を中心としたファミリーである。爽やかな秋晴れの下、FMぐんまの男女アナウンサーの司会によって進行され、植樹とごみ拾いのあと、ご褒美に近くの農園でりんご狩りが行なわれた。
群馬県庁前の群馬会館で、「景観まちづくり講演会」が催された。簡単にいえば、衰退した生活空間の活性化である。 都市部では、郊外ショッピング街が急速に発展して、中心部が軒並みシャッターを降ろしている。空洞化どころか、ひどいところはゴーストタウンの様相を呈してしまう。山間部においては、若者が土地を離れ、いまやジイバアが山村を守っているのが当たり前になってしまった。観光地も、ひところの外国人の姿が見られなくなって久しい。たぶん全国的な傾向であろう。 我が群馬県も、例外ではない。どの市町村も疲弊して、町おこし村おこしの言葉は死語に近い。しかし住民も行政も無策だったわけではない。あの手この手を尽くし、なんとか報道機関で取り上げてくれるよう努力はしている。しかし明日には忘れ去られて印象に残らないのである。 何とか打開策はないものか・・・、そんな中、群馬県と群馬県景観形成連絡協議会が開催したのが今日の講演会。三人の講師がプロジェクターで説明する映像を食い入るように見ている。そこからヒントを得ようとする、各地商工関係のリーダー達であった。とりわけ、実際に取り組んでいる事例報告には、講演が終わった後も、切実な質問が集中した。
<リンク> 1.
千葉大学宮脇研究室
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