このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
取材地域は、主として群馬県の前橋市です。 接ぎ木講座 / 大雪異変 / 前橋・高崎連携事業文化財展 |
群馬県渋川市の森林学習センターで、落葉広葉樹の接ぎ木講座が行なわれた。かの有名な水沢観音から伊香保温泉に向かう途中に学習センターがある。 最初にプロジェクタを使って説明。
次に作業室で4人単位で作業台につき、講師の模範実技を真似て、柿ノ木の細い枝と太い枝を使った訓練を行なった。
一番難しいのは、台木と接ぎ穂の形成層を合わせることで、これは何回行なっても、巧くいかなかった。しかし理屈は理解できたので、後は自宅に帰ってから繰り返し練習すれば合格点を得られるだろうと、それぞれが納得したようだ。
これから3月末までが接ぎ木の適期だという。さて成功者は何人でるだろうか。 14日夕刻から降り始めた雪は、翌朝、誰の目をも吃驚させた。5:30頃は65cm程だったのが、その後も降り続き、前橋測候所の発表は統計118年で73cmの積雪量だった。いつもの年だったら降ってもせいぜい15cmが関の山なのだ。
さすれば身の回りから何とかしようと、漸く腹をくくって先ずは雪掻きを始めたのである。とは行っても、雪の置場がないから、先ずは玄関から道路際のポストまでの雪をやっと掻き上げた。ポストには、もちろん新聞はきていない。
10日程たつと、田んぼの雪もなくなってウォーキングができるようになった。生活の行動半径が広がるにつれて、雪害の様子がわかってきた。雨樋の曲がり。カーポートの破損、農業ハウスの損壊、倒木枝折れ等が多発していた。
いつものウォーキングコースで珍しいものに遭遇した。最初シラサギかと思っていたら近づくにつれて白鳥だと確認できた。12羽いた。雪が融けたあとに水溜りができて、そこに餌を見つけたらしい。いつもだったら4kmほど離れた烏川にいるのだが、大雪の影響で遠くまで飛来せざるを得なかったのだろう。
前橋市は、大雪被災に対する修理費の助成金を支給することになった。住宅の場合、屋根(雨樋・テラス・ベランダ等)の修理に対して、工事費の30%(上限20万円)及びカーポート見舞金2万円を支給。農業用施設の場合は、10万円以上の被害に対して一律5万円の助成を行なう処置を執った。
群馬県の前橋市と高崎市で「東国千年の都」と題する巡回展が行われている。主催は両市の教育委員会文化財保護課である。先行の前橋は14日までだが、高崎市は1月18〜27日まで開催される。 13日の前橋会場には、予定の倍近い観覧者が訪れ盛況であった。縄文時代の終焉から弥生時代のムラが栄えていく様子や、やがて迎える古墳時代の幕開けまでを解説する講師の話に聴講者は興味しんしんの表情であった。
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