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2014年

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取材地域は、主として群馬県の前橋市です。
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接ぎ木講座大雪異変前橋・高崎連携事業文化財展

接ぎ木講座<26.3.8>

 群馬県渋川市の森林学習センターで、落葉広葉樹の接ぎ木講座が行なわれた。かの有名な水沢観音から伊香保温泉に向かう途中に学習センターがある。
 「接ぎ木の学習〜優れた樹木を保存しよう」をテーマに接ぎ木の技術を学び、模擬体験も行なう。講師は県林業試験場の独立研究員-竹内忠義氏。

 最初にプロジェクタを使って説明。


接ぎ木の利点と欠点


接ぎ木の方法

 次に作業室で4人単位で作業台につき、講師の模範実技を真似て、柿ノ木の細い枝と太い枝を使った訓練を行なった。


接ぎ穂の切り方


台木と形成層を合わせる

 一番難しいのは、台木と接ぎ穂の形成層を合わせることで、これは何回行なっても、巧くいかなかった。しかし理屈は理解できたので、後は自宅に帰ってから繰り返し練習すれば合格点を得られるだろうと、それぞれが納得したようだ。


各自訓練

 これから3月末までが接ぎ木の適期だという。さて成功者は何人でるだろうか。

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大雪異変<26.2.15>

 14日夕刻から降り始めた雪は、翌朝、誰の目をも吃驚させた。5:30頃は65cm程だったのが、その後も降り続き、前橋測候所の発表は統計118年で73cmの積雪量だった。いつもの年だったら降ってもせいぜい15cmが関の山なのだ。
 このため人間の動きはすべて停止し、雪かきもままならず、さてどうしたものかと思案投げ首。テレビをつけると、専ら「関東・甲信の記録的大雪」を報じていた。報道機関も取材が出来ずに専ら各自治体に電話して情報を得るしかなかった。
 次第に分かってきた情報は、高速自動車道・新幹線・飛行機・JR在来線が殆どストップしたとのニュースに加え、自家用車もどうにもならずの状態でなす術もなしという事が分かってきた。


当日2014-02-15 05:08:06
盛んに降っている


当日2014-02-15 07:02:52
小降りになった

 さすれば身の回りから何とかしようと、漸く腹をくくって先ずは雪掻きを始めたのである。とは行っても、雪の置場がないから、先ずは玄関から道路際のポストまでの雪をやっと掻き上げた。ポストには、もちろん新聞はきていない。
 翌16日は道路にも出られず、せめても人が通れる道だけは確保した。雪の置場がないから長靴を履いて踏み固め、圧雪状態にするしかなかった。通学優先で3日間の臨時休校に間に合うように道幅を確保し、余力があれば通勤のマイカーが動ける範囲を除雪した。これにはパワーショベルの出動もあった。幸い降雪後は好天が続いたために融雪が促進された。


2日後2014:02:17 09:39:16
好天の2日目


2日後2014:02:17 09:41:18
車の轍の跡

 10日程たつと、田んぼの雪もなくなってウォーキングができるようになった。生活の行動半径が広がるにつれて、雪害の様子がわかってきた。雨樋の曲がり。カーポートの破損、農業ハウスの損壊、倒木枝折れ等が多発していた。


11日後2014:02:26 14:12:27
ハウスの損壊

 いつものウォーキングコースで珍しいものに遭遇した。最初シラサギかと思っていたら近づくにつれて白鳥だと確認できた。12羽いた。雪が融けたあとに水溜りができて、そこに餌を見つけたらしい。いつもだったら4kmほど離れた烏川にいるのだが、大雪の影響で遠くまで飛来せざるを得なかったのだろう。


17日後2014:03:04 16:02:31
白鳥12羽

 前橋市は、大雪被災に対する修理費の助成金を支給することになった。住宅の場合、屋根(雨樋・テラス・ベランダ等)の修理に対して、工事費の30%(上限20万円)及びカーポート見舞金2万円を支給。農業用施設の場合は、10万円以上の被害に対して一律5万円の助成を行なう処置を執った。


18日後2014:03:05 09:51:51
カーポートの損壊

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前橋・高崎連携事業文化財展<26.1.13記>

 群馬県の前橋市と高崎市で「東国千年の都」と題する巡回展が行われている。主催は両市の教育委員会文化財保護課である。先行の前橋は14日までだが、高崎市は1月18〜27日まで開催される。
 サブテーマは「前橋・高崎の弥生時代−2000年前の開拓者たち−」。稲作が始まった時代の両市で見つかった土器などの出土品を展示し、終了前日には講師による解説が行われる。
 前橋市は「前橋プラザ元気21の1階にぎわいホール」、高崎市は「高崎シティギャラリーの2階第6展示室」で入場無料。
 両市には国指定史跡が23カ所あり、東日本でも有数の史跡の宝庫。弥生時代に焦点を絞り、遺跡発掘の土器などを見ながら、稲作のために、原野に水田を開拓した弥生人について解説がなされる。

 13日の前橋会場には、予定の倍近い観覧者が訪れ盛況であった。縄文時代の終焉から弥生時代のムラが栄えていく様子や、やがて迎える古墳時代の幕開けまでを解説する講師の話に聴講者は興味しんしんの表情であった。


パネル解説


出土品



解説風景1


解説風景2

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