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283系



283系振り子式直流特急電車『オーシャンアロー』
JR西日本は、平成8年7月31日から381系直流振子電車で運用され
ていた特急「くろしお」「スーパーくろしお」のスピードアップを目的に新
型283系電車の営業運転を開始しましたに。当初は「スーパーくろし
お(オーシャンアロー)」の列車名でしたが、平成9年3月のダイヤ改正
で現在の列車名「オーシャンアロー」になりました。(イルカをイメージ
した流線型の先頭車と南紀の海を表す塗装の色から名付けられまし
た。)。足回りは223系1000番代とシステムは同じで、IGBTを使用した
VVVFインバータを電動車1両に5セット搭載し、4個がモータ駆動用、1
個が補助電源装置という構成は全く同じです。紀勢本線の曲りくねっ
た海岸線を高速で走る為先代の381系と同じく振り子機構を備えてい
ますが、381系の自然振子式とは異なり、JR西日本では初めての制
御付自然振子式の特急形電車です。営業区間は京都・新大阪−新
宮でリゾート列車としての性格をもっており、最高速度は130km/h(曲
線通過本則+35)を誇ります。現在6連2本(A編成)と両端が貫通形の
モノクラス3連1本(B編成)、片側に非貫通形グリーン車を配した3連1
本(C編成)の計18両で運用されています。(現在まで新製投入以降
の増備は行われていません)運用としては、6連単独・6連+3連の9連
のほか、3連+3連の6連でも使えるようになっています。 当鉄道でもA
編成6両+C編成3両で運用しています。

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