このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

                 Nゲージの世界へようこそ


キハ37形


(写真をクリックして下さい。)
キハ37形通勤型気動車
キハ37形気動車は、キハ38形と共に国鉄時代に地方路線での通勤
通学から閑散時まで対応できる気動車として、昭和58年に試験的に
製造された地方線区用の一般型気動車です。試作車として0番台(ト
イレ付き)が2両、トイレ無し1000番台(トイレ無し)が3両製造されました
が、最終的にはこの5両だけで量産化はされませんでした。当時の国
鉄は末期的な財政不足に悩んでいて徹底した省エネルギーと構造の
簡略化を目的に、車体の一部にはコスト削減のため廃車からの発生
品が使用されています。片運転台片側2枚扉で、座席はロングシート
になっています。製造は新潟鉄工所(現・新潟トランシス)と富士重工
業で、船舶用の機関を鉄道用に設計変更した縦形の直接噴射方式
のDMF13S(210PS/1600rpm)を1台搭載し、台車は廃車発生品を改
良したDT22E(TR51D)を使用しています。この車輌の特徴としてそれ
まで使われ無かった直接噴射方式を初めて導入した事があげられま
す。(これ以降の新製造形式の機関には直接噴射方式が取り入れら
れています。)

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