このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
新橋駅手前から品川駅先の八ツ山橋までが港区になる。
30年ほど前までは港区の海側なぞ竹芝の船着場ぐらいしか一般人には用がなかった。線路を境に山側は街、海側は鉄道の操車場と東京港の港湾施設という色分けが明確だったわけだが、汐留貨物駅跡地と品川駅港南口の再開発でそういう区分ができなくなりつつある。さらに田町電車区や旧品川客車区の付近も「東北縦貫線」ができればまったく変わってしまうであろう。
でもそのために線路を境に東西では街の年齢に数十年の開きがあり、駅間散歩を海側山側の片道ずつたどって往復すれば両方の全く異なる雰囲気を味わうことができるのが魅力ではある。
また昭和30年代前半までは現在は山手線の外側の大田区、品川区にまで後退している日本のモノづくりを支えてきた家内制工業の集積地が日比谷線の神谷町あたりにまで食い込んでいたとも聞く。そういえば映画「三丁目の夕日」の舞台もおそらく港区の芝あたりの設定のようだし、もうほとんど消えかかっているとは思うがそんな佇まいと新幹線を写し取れないかと期待もしている。
CUBE
春雨、ビル風に舞う。
あたたかな雨を浴び
ルール2
ほんの僅かな冬陽に気づき。
ささやかな緑化に貢献するお隣さんは公共施設。
新幹線のポジションよりも、ゲームに勢いがあるコマを選んでみた
外国人観光客のための免税ショップらしい。中の様子はまったくうかがえないが。
アンティーク店再訪。
燃える秋
小糠雨
※人物一部修正済み※
小さなモダンアート
パンタグラフの巨大な風防を
前頭部にワンポイントある電車が来てくれてニッコリ
塗りたての朱色を思い切り取り込む
俯角のついた窓は潜望鏡のよう
お盆休みのアンティークショップにて
鉄道と道が鋭角に出会って小島のような街区が出現した。
最先端をゆくオフィスビルの休日の静謐を表現したいと思った。
たのしげに語らう親子連れがのぞみとすれ違う。この1枚は逆像ではなく遊歩道のガラス(アクリルかな?)ごし。
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