このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

使用カメラ:PENTAX Optio W60 (コンパクト・デジカメ) 10MEGAPIXELS WATERPROOF
2009.11November 
霜 月(しもづき)

平成21年11月3日

→ 2009.12 December

オオバンソウ

ツキヨタケ


紅葉と新雪

群馬県利根郡片品村鎌田〜戸倉

平成21年11月4日

初冬の尾瀬ケ原

群馬県利根郡片品村

  いつものように日光周りで車を走らせていると、金精峠手前から前夜に降った雪が10cm程積雪していて、栃木県側から群馬県側にトンネルを抜けたら紅葉と新雪がとても素晴らしい光景に心が弾む。 途中度々停車しては撮影を楽しみ、蒲田から戸倉までの移動には3時間も掛かってしまった。 紅葉と新雪の景色は撮影したくても中々シャッターチャンスに巡り合えず、思いがけない風景に撮影を十分楽しませてもらった。
  ここ数年、10月末から11月上旬にかけて尾瀬で大霜に出会う機会がなく、毎年期待しての入山を繰り返していたが、今シーズンは確実な大霜を予測しながらの入山であった。 一週間前から天気予報と睨めっこしながら、前日の戸倉の最低気温が5℃以下で午後快晴であること。翌日も快晴で最低気温が零度前後なら尾瀬ケ原は確実に零下5〜10℃になることは確実と天気予報を判断しての入山である。 3日の晩は戸倉竜宮旅館で温泉に入り、鳩待峠駐車場で夕食を摂り車中泊し。 翌朝は3時半に起床してトーストとコーヒーで食事を済ませ、4時に入山開始した。 落葉した樹々からは満月の明りが煌々と降雪した雪を反射させ、鳩待峠は昼間のように影を伸ばし、入山はヘッドライトが必要ないくらいだった。 山の鼻に到着するころは辺りが明るくなりはじめ雲一つ無い快晴で、気温もどんどん下がり冷え込んできた。黎明とともに薄っすらと霜が成長をはじめているようだ。 上田代へ向かうと降雪した新雪と相まって樹々や葦などが真っ白に大粒の霜で覆われている。 4年振りの興奮と感動の一瞬であった。 大霜は長さ15㎜にも達しておりツリー状や雪の結晶のようなものもあり超大霜に間違いない。 昇陽しても気温もさほど上昇しないようで、長時間にわたり解けることなく大霜の銀世界を楽しませてもらった。 

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