このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
平成22年11月3日
ツキヨタケ
東京都西多摩郡奥多摩町(峰集落より望む)
山村風景の撮影のため、初秋の奥多摩、峰・奥集落・栃寄集落を廻った。 夜行で青梅街道を山梨方面へ進み、奥多摩湖畔から右折して峰集落の入口にある渓流釣場の駐車場に到着。冷え込んだ天空は満天の星空で、暫く眺めながら余韻に耽り明方まで車中泊。 峰集落の最高地点は千メートル近い標高で、奥多摩の山々が展望できる。 7月末に長野県飯田市にある信州遠山郷「上村・下栗の里」を訪ねた時も、千メートル近い尾根に集落があり、その天界の村の存在に驚きと感動でとても印象深いものであった。 しかし乍、奥多摩の集落も全く似たような条件で、ここが東京都とは思えない光景に驚かされる。 いづれの集落も、かつては養蚕と林業が中心で生計を立てていたらしい。 |
東京都西多摩郡檜原村
東京都西多摩郡奥多摩町栃寄
朝陽に照らされた稜線の秋(峰集落より)
峰集落より奥集落を望む(中央の山の尾根)
奥集落(朝陽が当たり徐々に集落が見え始める)
この風景を見て、ここが東京都だと思えない尾根の集落である
眩しい陽射しが、紅葉が始まった樹々に降り注ぐ
とても長閑であるが、奥多摩湖からは大分高度位置にある
東京都西多摩郡奥多摩町峰谷
奥集落より峰集落を望む)
峰谷の林道から峰集落を俯瞰。 標高で約800㍍位だろうか
奥集落より峰集落を望む)
奥集落の最奥から柿を配し峰集落を望む)
今夏は熊の出没があったとか、猿・狐・狸は勿論、野生生物の宝庫でもある
時坂峠への入口付近に茅葺の民家が1軒、養蚕農家と思われる造りである
時坂峠からの眺め(武蔵野水道・時坂の森)
栃寄(奥多摩都民の森体験の森)からの眺め
栃寄集落の初秋
平成22年11月20日
平成22年11月21日
群馬県利根郡片品村戸倉/尾瀬国立公園
4年振りの初冬のアヤメ平です。 富士見下から馬洗淵までは降雪は解けて砂利道が見えてましたが、富士見小屋周辺で10cm程度の積雪であった。 富士見田代から燧ヶ岳の姿を眺め池塘は凍結し、樹々は霧氷で覆われ白銀の世界である。 朝焼けを期待したが平凡な黎明であったが、誰も居ないアヤメ平はシーズン中とは違い、静寂の世界に包まれ、好天で風も殆ど無く暖かく爽快な入山となった。 |
2日目も再びアヤメ平に入山。 昨日同様、夜明け前は満天の星空で凍るような冬空であった。 北西の空がやがて淡いピンク色に染まり始める。 太陽光が冷えた大気層に反射して起きる気象であると思われる。 そして、更に低層の空が淡いブルーとなり、降雪したアヤメ平の白銀にも反射して静寂で幻想的な素晴らしい黎明を迎えた。 兼ねてから是非見てみたいと願っていた光景だけに、感動しながら夢中でシャッターを押し続け満足の好入山であった。 |
越後の山々もピンク色に染まる
至仏山頂に朝陽があたる
アヤメ平から片品方面の山々
アヤメ平から尾瀬ヶ原を俯瞰
樹々の枝にに付着した樹氷
(1日目)
(2日目)
富士見田代から燧ヶ岳を望む
アヤメ平から燧ヶ岳を望む
黎明の至仏山
黎明の燧ヶ岳
群馬県利根郡片品村戸倉/尾瀬国立公園
富士見峠・アヤメ平への入口
天上の楽園・アヤメ平の木道
アヤメ平から至仏山を望む
富士見峠とアヤメ平の中間
淡いピンクとブルーの空が何とも不思議で神秘的な黎明である
シーンと静まり返った富士見田代の池塘はシャーベット状に凍結していた
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