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平成25年11月2日〜4日
ツキヨタケ
数年振りに初冬の尾瀬ヶ原(2013ラスト)に入山しました。並年の3日前後は大霜や降雪の確率が50%といわれるほど冷え込む気候となりますが、2日黎明は中程度の降霜で、残念ながら降雪にまでは至らなかった。 周辺の樹々は殆ど葉を落とし、幹と枝だけとなり本格的な冬の到来を待ちわびていた。落葉松だけが黄葉を残し、冷え込んだ湿原は穏やかで静寂な朝を迎え、時折遠くの山裾付近で鹿の鳴声が響き渡る。 今回の撮影は、定番ポイントも含め、視点を変えた被写体を探し求めて積極的な撮影に試みた。 フィルム時代は条件的に良いと思うがイマイチ納得のいかない時はシャッターを切るのを躊躇したものだが、デジタルに変えてからは気兼ねなく被写体と対話してどう答えてくれるか、現場でイメージの確認出来るのが大きなメリットだ。 その反面、安易にシャッターを押すこともしばしばでありデメリットの結果でもある。 記録するということには変わらないものの、フィルムとデジタルの特性は明らかに違うものであることを痛感する。 フィルム撮影の時とはニュアンスが少々異なるように思うが・・・ |
群馬県利根郡片品村
(晩秋〜初冬)
朝陽に照らされ霜が融解する時に見られる七色に輝く光のファンタジー。 湿原に舞い降りた妖精のような煌めきは、とても美しく至福のひと時(中田代)
上田代の池塘に投影する落葉松
静寂な黎明の上田代の池塘
朝陽に照らされ赤く染まる樹々(上田代)
池塘の隅でジッと佇む一羽の鴨(上田代)
上の大堀川沿(上田代)
上の大堀川沿(中田代)
モノトーンの黎明(中田代)
冷え込んだ湿原に暖かい朝陽を浴びる樹林帯(中田代)
中程度の降霜であったが、草木は霜の衣を纏いひと時の華やかさを演出(中田代)
初冬の静寂な黎明。一日が穏やかにはじまる(中田代)
日没直前の空模様(中田代)
下の大堀川の静寂な冬枯れ(中田代)
下の大堀川の静寂な冬枯れ(中田代)
下の大堀川の静寂な冬枯れ(中田代)
冬枯れの湿原にナナカマドの赤い実がアクセントとなっていた(中田代)
草紅葉の冬枯れがパターンとなってリズミカルな模様を描いていた(中田代)
景鶴山尾根の残り紅葉に陽光が照らす(中田代)
白樺に寄り添う様にナナカマドの実が彩る(中田代)
冬枯れの静寂な湿原の彩り(中田代)
竜宮十字路からヨッピへの木道沿いはナナカマドの群落が多い(中田代)
下の大堀川の静寂な冬枯れ(中田代)
下の大堀川の静寂な冬枯れ(中田代)
下の大堀川の静寂な冬枯れ(中田代)
下の大堀川の静寂な冬枯れ(中田代)
拠水林の白樺が淋しさを誘う(中田代)
誰も居ない静寂な靄の朝(中田代)
早朝、雨上がりの一瞬の日差し(中田代)
光原として現象が現れた。霧より粒子が細かい靄が、無風状態で回折現象により白虹が現れる
竜宮小屋前に出現した白虹。通常は月明りを光原として発生するが、3日は新月で小屋の蛍光灯を
戸倉周辺の落葉松黄葉や、ナラ、クヌギなどの紅葉は平年と比較して少し遅れているようである。 笠科川や片品川の山肌は今が盛りの宴。 雲の流れが早く、陽光が射したり陰ったりと、山肌を駆ける光がドラマチックに演出してくれ、まるでムービー映像のようで美しく変化に富んだ黄葉・紅葉を楽しませてくれた。 特に全体が黄葉の中、まだ緑色の落葉松が点在してくれているのが、写真的には良いアクセントとなりました。 |
群馬県利根郡片品村戸倉
平成25年11月4日
錦秋の片品渓谷
撮影区間:茨城県筑西市〜栃木県茂木町
平成25年11月24日
好天に恵まれ、晩秋の芳賀路・真岡鉄道SL撮影に久し振りに足を運んでみた。 紅葉と秋の実(柿)狙いであったが、柿は残念ながら落ちてしまっていた。 今回は撮影を楽しみながら、晩秋の雰囲気が伝わるような添景と光線やフレーミングに心掛け、撮影に挑んでみた。動態撮影はデジタルになってからは躊躇なくシャッターを切れるので、思い切った構図やシャッターチャンスをモノにできる。 |
折本−樋口 紅葉の築堤を流し撮り
北真岡−西田井 枯れススキを前景に、青空と黒煙が良かった
北真岡−西田井 黒い車体に当った陽光が印象的となった
北真岡−西田井 紺碧の青空に良い煙で通過していった
多田羅−市塙 多田羅を発車しSL展望台に差し掛かる
多田羅−市塙 登坂を爆煙で向って来るのが何とも興奮する
多田羅−市塙 登坂のピークに差し掛かるC12の雄姿
市塙−笹原田 中村寺カーブも紅葉盛りであった
茂木−天矢場 紅葉の雑木林に陽が当り晩秋の雰囲気は良いが煙が・・・
茂木−天矢場 拍子抜けの煙が頼りなさを感じる
真岡−寺内 八木岡田園地帯の築堤はススキがきれいであった
市塙−多田羅 何の実か不明だが、青空に印象的に浮び上がった
久下田−樋口 西陽が当る車体は黄金色に輝く
久下田−樋口 西陽を受けて下館駅へと・・・
下館二高−折本(回送) 陽光を浴び、DDに牽引されて・・・一日お疲れ様
下館二高−折本(回送) 夕焼けにシルエットが晩秋の一日の終わりを告げる・・・
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