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使用カメラ:CANON EOS1Ds MarkⅡ/EOS1Ds MarkⅢ
→ 2014. September

大江湿原


2014.August
葉 月(はづき)

ハマボウフウ

ハマナス


平成26年8月8日~11日



 最上峡の左岸山中にある土湯(つちゆ)杉の巨木群生地で、最上峡一帯に分布している天然杉は山之内(やまのうち)杉、神代(じんだい)杉、仙人(せんにん)杉とも呼ばれいます。 寒冷地のため成長が遅いため、屋久島杉と比較すると太さは及ばないが、樹齢1,000年を超えるといわれている古木が立ち並ぶ。 根元から複数の幹に分かれ、幹周りが15mに及ぶ巨樹もあります。一歩足を踏み入れると、湧き上がる霧が木々の間を縫って、緑に包まれた神秘的な世界が広がり、野鳥の囀りと僅かな風の音しか聞こえない森で、悠然と佇む巨木群の姿はまさに幻想の森です。


山形の旅路
宝珠山立石寺山寺

 16世紀に銀鉱が発見され、江戸時代には公儀山として栄えた銀山で、現在は銀山川の両岸に大正から昭和初期にかけて建築された、モダンな木造三層四層のバルコニー建築が素晴らしい。 外装には鏝絵が施され、大正ロマンの面影を残す街並みがロマンチックである。 川には幾つもの橋がかかり、両岸へは自由に渡ることが出来、歩道にはガス燈があって情緒的で落ち着いた雰囲気だ。 きっと、新緑や紅葉、雪景色など、季節によって様々な表情を楽しませてくれるに違いない。

  元禄2年(1689年)に松尾芭蕉が旅の途中で訪れた寺として有名。 その時のことが『おくのほそ道』に書かれている。 また、当地で名句「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」を詠んでおり、参道に句碑がある。 山号は宝珠山立石寺(りっしゃくじ)で天台宗の寺院。 寺号は正式には「宝珠山阿所川院立石寺(ほうじゅさんあそかわいんりっしゃくじ)」である。 本尊は薬師如来。 山寺(やまでら)の通称で知られ、古くは「りうしゃくじと称した。 

 月山(がっさん)は標高1,984mの火山で、八合目まで車で行くことが出来、駐車場から一歩踏み入れると弥陀ヶ原が天空に広がる。 標高1,400m~1,500mの高層湿原で、なだらかな湿原は木道が整備され一周約60分ほどで自然散策が楽しめます。 山域は磐梯朝日国立公園の特別区域に指定されていて、日本百名山、新日本百名山、花の百名山、新・花に百名山に選定されている。 高山植物、亜高山帯針葉樹林等の高山に見られる特殊な植物が多く見られ、特にスイレン科のオゼコウホネ、キク科のウサギギク等の高山性の植物や、オコジョ、イワヒバリ等の珍しい動物が確認されていて、天然記念物の天然保護区域に指定されている。 訪れた時は、小雨交じりの天候だったが、濡れた湿原の緑は青々と清々しい

立石寺山寺(山形市)/銀山温泉(尾花沢市)/幻想の森(最上郡戸沢村)/月山東田川郡庄内町・鶴岡市羽黒町

月山・弥蛇ヶ原湿原

山形県東田川郡庄内町・鶴岡市羽黒町川代

山形県最上郡戸沢村

銀山温泉

山形県尾花沢市銀山新田

巨樹の里・幻想の森

朝霧立つ山寺

五大堂より下界を望む
納経堂(岩の上の建立物)
山寺芭蕉記念館より山寺を望遠
納経堂(左)と開山堂(右) 下界の街並みが望める

寒冷地の杉葉は細く、手毬のように美しい

幹周り15mと幻想の森の中で一番太い

霧が立ち込めると、なお幻想的だ!

幹周り15mと幻想の森の中で一番太い

オゼコウホネ

シロバナトウウチソウ
コバギボウシ(尾瀬のものより花色が濃い)
月山とニッコウキスゲ
弥蛇が原の池塘群
山肌にまだ残雪がある
池塘群から月山を望む

ハクサンフウロウ

シシウド

ウゴアザミ

ナンブタカネアザミ?

ヤマハハコグサ

山形県山形市山寺

尾瀬ヶ原に似た池塘群が点在する
尾瀬ヶ原では減少しているオゼコウホネがたくさん繁茂している

オゼコウホネ

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