このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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リニモの無線

正式な社名は愛知高速交通で路線名は東部丘陵線といい、地下鉄藤が丘と愛知環状鉄道八草駅を結ぶ8.9kmの路線。愛称はご存知の通りリニモ。超伝導時期浮上式のリニアモーターカーである。名鉄ファンなら築港線と平行に建設されたHSST実験線を思い出す人も多いだろう。1991年から13年間に渡って行われた実験の成果がリニモである。なお、当初は万博輸送を目的として計画された訳ではなく、2008年の開業を目標としていたが万博メイン会場の変更(瀬戸→長久手)にともない、3年前倒しで建設された。当然万博閉幕後も運行される。

無線についてはATOデータ伝送と合わせ誘導無線(IR)を採用しており、電波法上は無線局ではなく高周波利用設備となるため無線局免許情報にデータがない。おそらくデジタル変調を採用していると考えられ受信は困難と推測する。(期待させてすみません・・・・)


HSST-100型

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開業にあわせ用意された車両で3両×9編成=27両を落成。1編成の定員は244人で最高速度は100km。乗務員室との間に仕切りはなく前面はガラス張りという奇抜なデザイン。乗車した感想は、、、振動なく不思議な体験。加速度は4.0km/secなのでずば抜けてよいわけではないが、騒音、振動がないことからとても速く感じる。
撮影日:2005.2.26 撮影場所:杁ヶ池公園 拡大

9編成のうち1編成は万博協会の寄付によるもので、鮮やかなグラデーションが施される。
撮影日:2005.2.26 撮影場所:杁ヶ池公園 拡大

陶磁器資料館南駅の隣接地に位置する車両基地から出庫する車両。急カーブ/急勾配をきしみ音なく滑るように走る。
撮影日:2005.2.26 撮影場所:車両基地 拡大

軌道はこんな感じで新交通システムよりも見た目はシンプル。中央の板が推進力を発生するリアクションプレート。両横の板がレールだが、ただの鋼鉄の板であり、浮上は車両側コイルの吸着力で行うのが特徴。
撮影日:2005.2.26 撮影場所:車両基地 拡大

リニモはATOによる完全無人運転に対応しているが、万博期間中は運転士資格を持つ乗務員をすべての列車に配置している。万博閉幕後は藤が丘〜はなみずき通り(地下区間)を除き無人運転となる予定。その運転台だが、乗務員添乗時以外は収納してしまうためコンパクトにまとめられている。ただ、未来の鉄道の割にはそんなにカッコイイものではないのねとは母の感想(^^;;。オールグラスコックピットくらいのことはやるかと予想していたが・・・。
撮影日:2005.6.13 撮影場所:万博会場 拡大


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