このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

祭り

布袋まつり

布袋まつり

宮城県村田町
2008年10月撮影
PENTAX SP

約800年の伝統をもつ村田町の伝統芸能。山車に乗った布袋人形(背丈は2mを越す)を下で人があやつり手や頭を巧みに動かし、笛や太鼓に合わせて踊りながら町を練り歩く山車まつりです。 お囃子の笛の音は、「一ノ谷の合戦」で討ち死にした平家の若武者、平敦盛(たいらのあつもり)が好んで吹いていた「青葉の笛」で奏でた曲と伝えられています。


布袋まつり

2009年10月11日撮影
宮城県柴田郡村田町
「布袋まつり」


すずめ踊り

すずめ踊り

小雀

仙台のすずめ踊りは、慶長8年(1603)、仙台城移徒式(新築移転の儀式)の宴席で、泉州・堺(現在の大阪府堺市)から釆ていた石工たちが、即興で披露した踊りにはじまるといわれています。

西国らしい小気味よいテンボ、躍動感あふれる身振り、伊達家の家紋が「竹に雀」であったこと、はね踊る姿が餌をついばむ雀の姿に似ていたことから「すずめ 踊り」と名付けられ、長く伝えられることとなりました。  戦前までは石切町(現在の八幡町)の石工たちによって踊り継がれ、毎年、大崎八幡神社の祭礼には「すずめ踊り」を奉納するのが通例となっていました。 しかし、戦後は「すずめ踊り」も次第に継承者を失い、同町石切神社にてわずかに残った石工にひっそりと受け継がれるだけとなっていました。

途絶えかけた伝続を守るため、伝承者黒田虎雄氏の指導を仰ぎ「すずめ踊り」を復元。 昭和62年より『仙台すずめ踊り』としてコンテストや講習会を開き、すずめ踊りの伝承・普及に力を注いで参りました。 『仙台すずめ踊り』は、「すずめ踊り」の原型をとどめつつも、老若男女どなたにでも楽しめるよう練り直されています。

2009年10月11日
村田町布袋まつりにて撮影

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