このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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国道334号線 斜里町ウトロから西側(網走・稚内方向)約5kmの所にあるオシンコシンの滝
道路沿いに有り、道路からも見えるほどすぐ近くにある
2005年7月に知床が世界遺産に登録され、通り道で手軽に見れる事もあり観光客がすごく多い
駐車場には観光バスとレンタカーがビッシリ
オシンコシンの滝は高さおよそ80m 滝の流れが2本になっていることから別名「双美の滝とも言われています
四季それぞれの姿もそれぞれ趣があり、特に冬にはオホーツク海を埋め尽くす流氷と共に、この滝も凍り春まで冬眠に入ります
平成2年 日本の滝百選に選定されました (案内看板より抜粋)
オシンコシンの滝のすぐそこは国道334号線が通り、そのまま海へと流れる
この周辺は大変鹿が多く、鹿横断注意の道路標識が乱立している
海沿いの道路山側には延々フェンスが立っており、これはエゾシカとの衝突事故を防ぐためのもので、
山側に入る小さな道の所には右の写真のように、「どなたでもゲートの出入りは自由ですが
動物が道路に入るのを防ぐため必ず閉めてください 皆様のご協力お願いいたします」
網走開発建設部 斜里道路総合事業所 と書かれたフェンスのドアがあります
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国道334号線 上記とは逆で斜里町ウトロから東側(知床峠方面)に5km進むと知床自然センターがあり
そこから歩いて片道20分(1㎞) フレペの滝がある
歩き始めは原生林の遊歩道を進みそのうち視界が開け草原となる 知床連山が悠々と聳える絶景だ
この日は太平洋からの湿った風で出来た雲が、山に覆いかぶさっていた(知床峠は雲の中だった)
フレペの滝展望台が見えてきた 向こう側には灯台がある そして目の前は断崖絶壁
通常のカメラでは収まらないので上の写真は2枚を合わせました
このフレペの滝は断崖の約100mの所から湧き水が滝となって落ちる不思議な滝 別名、乙女の涙とも言われています
写真でも分かるように滝の上には川がありません 先ほど通ってきた草原の地中を流れる地下水が直接流れ落ちるのです
このような滝は潜流瀑(せんりゅばく)呼ばれ、美瑛町白金温泉の
白ひげの滝
も同じです
知床五湖を含むこの周辺は羅臼岳が活発だったころ、流れ出た溶岩から出来ています
その為、溶岩が砕けた水を通しやすい上の層と、下の水を通さない溶岩の間を地下水が通り、
このように流れ出てくるのです 流れ込む川の無い知床五胡もこの地下水がくぼ地に湧き出たものなのです
海鳥コロニー
フレペの滝周辺の海食崖は海鳥などの格好の住家ととなっており、切り立った崖のわずかな平坦部には
ウミウ、オオセグロカモメ、ケイマフリなどのファミリーが多数見られます(案内看板より)
吸い込まれそうな程深い崖と青い海 先ほどまで歩いて暑かったがここは風が気持ちいい
写真では紹介していないが、自然の花も多く咲いていました
知床五湖にも行きましたが私はフレペの滝のほうがお勧めです
知床が世界遺産に登録された影響で観光客が増えている反面、マナーの悪い人たちにより
ごみのポイ捨てや、指定歩道以外の所を歩く事により自然が破壊されつつあります
又、知床は自然の散策が主ですので歩くための準備(歩きやすい靴)や知識(心構え)も身につける必要があります
知床自然センター(入館無料)で情報を収集して散策を楽しみましょう
滝とは関係ありませんがオシンコシンの滝と、フレペの滝の中間、ウトロの観光船乗り場付近に居た
まゆ毛のある、と言うかまゆ毛の書かれた犬 同じところに赤いほっぺの犬もいました
思わず吹き出してしまった
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