このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
PDIC用には多くの辞書が公開されています。さらに同じ言語であっても複数の辞書が公開されている場合があります。これら複数の辞書をまとめて使えると便利です。
例えば、インドネシア語−日本語のPDIC用辞書も複数の種類のファイルが公開されています。PDICでこれらの辞書をまとめて管理・活用することにより、収録語彙の数を飛躍的に増やすことが出来ます。
ここでは、既存の辞書グループに新しい辞書を追加して利用する手順をご紹介します。
以下に掲載している操作画面はPDIC for Win32 Ver.4.72fをWindows Xp Professional SP2で利用した際のスクリーン・キャプチャーです。お使いのPDICのバージョンによっては、異なる場合があるかもしれませんので、予めご了承ください。
また、ファイルの拡張子(*.txt, *.dic など)はフォルダー内で表示させる設定としています。
辞書グループ内で複数の辞書を利用している場合の便利な表示方法をご紹介しましょう。
画面のサンプルは上の[辞書グループの編集]が完了し、2つのインドネシア語辞書を利用している状態をキャプチャーしたものです。
複数の辞書の[訳語]の部分をマージさせて表示します。つまり、複数の辞書で共通に登録されている[訳語]をマージして、重複表示を行わないようにします。
例えば、単語[kini]の訳語について、それぞれの辞書の記述が次のようだと仮定します。
・辞書[IND_JPN2.dic]−訳語[今,今日,現今]
・辞書[INE15555.dic]−訳語[今,今や,現時点では]
2つの辞書の記述を比較すると、[今]が重複しています。[訳語部マージ]の設定を利用すると、この重複部分をマージさせ、次のように表示させます。
なお、この設定を行っても、もともとの辞書ファイルが一つにマージされるわけではありません。表示の際に[訳語部]をマージさせるだけであって、辞書自体には変更を加えません。
以下、設定の操作手順を紹介します。
[辞書名表示]とは、訳語部に[語彙が登録されてる辞書の名前]を表示させる設定です。辞書毎に登録されている単語をチェックしながらPDICを利用したい場合に便利な機能です。
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