西暦835~860年頃に建設された仏教寺院。
当時、既にヒンズー教王国サンジャヤがこの地を支配していたが、仏教に対して寛容な政策をとっていたと推測されている。
この寺院は
サリ
のすぐ後に建設されたらしく、サリと良く似た外観・構造になっている。
また、多くの寺院から構成されている。上の写真の寺院のすぐ北側にほぼ同じ規模の寺院がある。(この写真を撮影した1996年6月当時修復中)
そしてこの2つの中心寺院を囲むように、58の小型寺院(PERWARAと呼ばれる)、116のストゥーパが置かれている。(そのほとんどが、いまだに未修復だが...)
さらに、南の方には、
小規模な寺院群
も残っている。こちらは、北の寺院群と区別するために、PLAOSAN KIDUL("KIDUL"はジャワ語で"南"の意味)と呼ばれている。
プランバナン周辺図
撮影時期:1996年06月
プラオサン寺院(1)
(2)
(3)
(4)
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