このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
このページは、「 DOSBoxでWindows 95を作動させる 」の続きです。「 DOSBoxでWindows 95を作動させる 」を先にお読みください。
また、Windows 98はDOSBoxでの作動を完全にはサポートされていません。DOSBoxの公式サイトでは「playable」(実行可能だが、遊べる程度?)となってます。
http://www.dosbox.com/comp_list.php?letter=a
というわけで、ここでご紹介する内容はお試しということをご理解ください。インストールは完了し、起動もしますが、不安定です。
基本的な流れは「 DOSBoxでWindows 95を作動させる 」と同じですが、次の点を変えています。
(1)2GBのハードディスクイメージを使用
次のページで公開されている2GBサイズのハードディスクイメージファイルを使っています。Windows 95に比べてWindows 98はインストール用ファイルのサイズもインストール後のファイルサイズも占有エリアが大きくなっています。503MBのハードディスクイメージ×2では少々不安があり、利用させてもらいました。
http://vogons.zetafleet.com/viewtopic.php?p=279017
ページ下部にリンクされている「2GBFreeDOS.zip」というファイルです。
解凍すると、2GBのファイルに復元されますのでご注意を。
マウントする際のコマンドは次のとおりです。(x:\にイメージファイルがあると仮定)
imgmount c x:\2GB.IMG -t hdd -fs fat -size 512,63,64,1023
このイメージファイルは領域確保&フォーマット済です。
(2)アップグレード対象製品について
アップグレード版のWindows 98 Second Editionを使いましたので、対象製品「Windows 95」が必要です。少々乱暴ですが、「
DOSBoxでWindows 95を作動させる
」でWindows 95をインストールしたハードディスクイメージファイルをドライブD:へマウントし、認証させています。
DOSBoxでは、別OSでブートしてしまうとCDイメージファイルのマウントができません。また、Windows 95のインストールファイルをハードディスクイメージへ複写しても、アップグレード対象製品として認証できませんでした。という訳で、Windows 95をインストールしたハードディスクイメージファイルを利用しています。
インストールは完了しましたが、途中エラーが数回発生しています。
上の画像はエラーの一例です。
エラーが出たら、とにかく「閉じる(C)」をクリックして、次へ進めてください。次のページでは「Keep hitting close」(閉じるをヒットし続けろ)と書いてあります。
http://vogons.zetafleet.com/viewtopic.php?p=279017
運が良ければ、インストールを完了できると思います。
インストール完了後、Windows 98を起動させる際、DOSBox Status Windows内に多数の「Illegal read」や「Illegal write」といった警告が表示されます。
起動してしまうと、上記エラーの発生は止まりますが、頻繁に次のようなエラーが発生し、安定しません。
YouTubeにワードとエクセルを操作している様子を撮影したビデオを登録しています。
・DOSBoxでWindows 98 SEを使う
http://www.youtube.com/watch?v=MbsptY2a-V8
運良くエラーが発生しないで撮影完了できました。
2015/03/2追加
・covia FLEAZ F4s にWindows 98SEを入れてみた
http://youtu.be/cDLEvMSy0fU
極めて作動が遅いのですが、DOSBoxではなくBochs(ボックス)というエミュレータを使って、Windows 98SEをAndroid端末へ入れてみました。
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