このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

この頃は、どういうわけかメクラチビゴミムシに惹かれており、その中でも特異なイソチビゴミムシというものを狙ってみたくなっていた。
加えて、紅葉の中の登山電車にも乗りたくなっており、ちょうどよい機会なので2つをいっぺんに行ってみた。
2007_11_4.jpg東海道線の始発で真鶴を目指す。2本後発の列車はながらの返しで373系なのだが時間を有効活用するために諦める。
2007_11_4_1.jpg根府川あたりで日が昇ってきた。真鶴は近い。
2007_11_4_2.jpgここから岬へ向かうわけだが、バスがまだ無いので歩いて行く。
2007_11_4_3.jpg程なく行くと真鶴港を見下ろせる所があり、朝日と相まって非常に美しい。伊豆大島の波浮を思い出す。
2007_11_4_4.jpgしかし道中は坂道あり、別荘・住宅街ありで何にも面白いことが無く、1時間ほどかけてようやく岬に出る。イソチビは波打ち際の石の下にいるそうなので石を起こしていくが、フナムシ・得体の知れない生物のオンパレードで早々と捜索意欲を失う。海で石をひっくり返しているより、登山電車に乗っているほうがましと気づき、帰りこそバスで、と思っていたのだがおよそ1時間しないと来ないようなので泣く泣く徒歩で引き返す。何も採れないのも癪なので無人売店でミカンを購入。
2007_11_4_6.jpg小田原に戻ってトコトコきっぷを購入し、いよいよ登山線へ。入生田までは1月に 所用で訪れた ことがあるが、この3線軌間からは未知の世界だ。
なおこの3線軌間は、箱根湯本まで乗り入れる小田急線が狭軌である為(登山線は標準軌)登山電車の車庫がある入生田〜湯本間のみに見られる。したがって登山電車は小田原に入線ができない。
2007_11_4_7.jpg湯本駅は泣きたくなるような混雑振りで、3連のモハ1形は超満員。それでも何とか連結部分の運転席側に忍び込め、ツリカケサウンドを録る。この乗客数で80‰は難敵であり、ゆっくりと登っていく。途中3回のスイッチバックを経て、気の向くままに宮ノ下で下車。
2007_11_4_8.jpg宮ノ下では同じ商品が異なる値段で販売されているが、どちらも150円だった。何かが間違っている。
2007_11_4_9.jpgやってきた2000形に乗り、塔ノ沢へと引き返す。ここから撮影名所の出山橋梁に向かうが、R1はもはや人の通れる道ではない。おっかなびっくり橋梁に到達し、しばらく撮影を楽しむが、全く紅葉していない!
2007_11_4_10.jpg小一時間撮影に興じ、大平台を目指す。
2007_11_4_12.jpgこの駅はスイッチバック構造の駅で、この写真後方は行き止まりとなっている。そのため全ての列車が引き返してゆく。
2007_11_4_13.jpgホームは山肌を削ったところにあり、駅舎は高台にある。ここから上大平台信号場に向かう。
2007_11_4_14.jpg左側は80‰を上っていくのであるが、ここは駅から500Mほどの所にある。いかに急勾配な路線だかがよく分かる。ツリカケ音も高らかに、今日もモハ1は駆け上がっていく。
2007_11_4_15.jpg駅に戻る途中の八百屋に、ダンボール犬現る。ものすごくかわいい。
2007_11_4_17.jpg湯本へ戻り、小田直の列車を待つ間に駅前の80‰標識を撮影。逆光に勝った?
小田急に乗って代々木上原まで乗りとおしてみたが、道中は殆ど寝過ごす。渋沢〜新松田間は通勤路線の感覚がしなかった。
採集成績:ボーズ
思えば真鶴へは夏休みから行こうと思っていたのだが、こんなにも悲惨な結果になるとは…時期が悪かったのか?もう一度、今度はバスでリベンジしたい。
こちらもご覧あれ。
その1
その2

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