このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
駅舎より立派?! | 駅から300mほどにその館を見出すことが出来た。内部の見学は30分くらいでできるらしいのだが、今はそれほど余裕があるわけでは無いので外観を撮影するだけにとどまる。それにしても大きい。 どうでもいいが写真左は字、写ってはいないのだがそこにある塀にクモがいた。採集しておけばラベルが「斜陽館」になるのだが別にどうでもよいので放っておく。 ちなみに斜陽館すぐ近くの地図を見てありえないミスを発見して吹いてしまう。「科腸」はないだろう… | |
;え、機関車は? | 殆ど歩いているだけのやっつけの金木観光も終わり、待合室で再び使用済み硬券(バス代行時のがあった!)を買って待っていたのだが、おばあちゃんたちの会話がとにかくすごい。同じ日本語には聞こえないのだ。北海道のおじさんだって多少なまりはあったけど会話をするのに支障は無かったが、ここでは無理だ。もちろん黙って聞いていただけなのだが、”アルツハイマー”だけは容易に聞き取れた。これで何について話しているかだけは分かった。 目的の列車が来る前に行き違いとして入線した列車はなんとストーブ列車!しかしながら本日は機関車の整備の為、気+客という珍編成だ。これもこれで不自然ぶりがなんとも愉快だ。帰りはこの折り返しに乗車する。 なお今年からストーブ列車の維持のため、客車に乗る際は300円の追加料金を徴収される。地元の人のために乗車券のみで乗れる気動車も連結されているのだ。 ちなみに後部の連結部は窓が無い。 | |
12:13 金木 レ 12:17 嘉瀬 | 通常は気動車の津軽中里よりに機関車が連結される。でやってきたのぼりに乗って一つ前の嘉瀬へ。 | |
タブレットをこんなところに置いて大丈夫? | 津鉄はまた閉塞方法もタブレット・スタフ方式で、前者はJRでも久留里線などで見られるのだが、後者はここと名鉄築港線にのみ残存しているようでこれまた貴重な行き違いを経験できた。(なお久留里線へは2回訪問経験有) | |
廃車となったキハ22 | 嘉瀬には香取慎吾がデザインした「らくがき列車」が廃車となって留置してある。こんなカオス気動車が走っている姿を目に出来ないのは少し残念だ。 | |
待合室 | 嘉瀬は残念ながら無人駅になってしまったのだが、かつて駅員がいた頃と内部は殆ど変わっていないはずだ。 ここから歩いて20分程度の所に、知る人ぞ知るカオス極まりない温泉があり、当然この駅で降りたからにはそこに向かわねばいけない。 | |
注 ここは温泉です | 道を歩いているうちにその姿が見えてきて、途中カオスないのしし牧場(近づくだけで物凄い鼻息と共に隠れてしまう)と通ればそれはもう目の前にあった。来ました、”小田川藩帝国”!(そこまでの画像は こちら へ) | |
※ これでも温泉です | 途中ある謎に満ち溢れた省庁(詳しくは
こちら
へ)を一つ一つ見ては・撮っては吹きだし、どうにか”国会議事堂”にたどり着く。しかし閑散としている。必要以上に凝った建物との悲しい対比もまた愉快だ。 堂内もまたカオスで(笑えるくらい閑散としていた)宿泊室は各省庁になっている。総理大臣室まである。気になる浴槽内はさすがにいたって普通のつくりであったが、ひそかに楽しみにしていた露天風呂が改修中で使えなく、増毛から妙に風呂に縁が無いようだ。 そうして温まったあと、何をするか?途中で見つけた崖に問うてみるのである。普通の順序と逆だが気にしない。 | |
これはひどい… | さて、その崖についてみて仰天!何だこの削られっぷりは!根も地層も丸見えだ。しかも削られて日にちもそうたっていないようだ。少なくとも手に届く以上の範囲まで削られている。崖を削るのはこの時期オサ屋くらいしか私は知らないが、その人は相当狂っているようだ。限度を分かっちゃあいない。私だってこんなに削りはしない。こういう愚か者のせいでただでなくとも狭い虫屋の立場がますます狭くなることに気づいてもらいたい。自分で自分の首を絞めてどうする。 非難はこれほどにしておいて、この絶望的な崖に果敢にもアタックする。狂者が僅かに手をつけていない場所を探して、1%あるかないかの可能性を信じて… | |
うそだ! | まさか!本当に出てしまうとは!天気は生憎の曇り空だが、その輝きは秋田産のそれよりも明るく、ルビーやエメラルドの輝きに勝っていた。青森県産キタカブリ、ここにあり! しかしこの条件の厳しい崖からはこれ以上追加はあるはずもなく、ムツクロナガと思われる♀を1匹追加してタイムアップ。奇跡としか思えないような大どんでん返しで青森での採集を終えることになるとは… しかし帰り道、小さなため池を見つけ、凍結していたのでどのくらいの圧力に耐えられるのかと右足をそこに乗せて…後はご想像にゆだねます。 | |
15:41 嘉瀬 レ 16:02 五所川原 | 温泉に入った意味がまるで消え、それでもめげずにストーブ列車に乗車。何とか1BOX占領、憧れの旧型客車! | |
ダルマストーブ | これが先ほどから散々騒いでいたストーブである。上にのっているものはスルメ。 あわよくば靴でも乾かそうと考えていたのだが、この状況で乗り込めるだけの勇気は私には備わっていない。 ストーブ列車には車掌が乗務していて、車掌に直接運賃&ストーブ列車料金を支払うのだが、車内補充券と共にストーブ列車乗車証明書ももらえた。これは予想しておらず、両方とも記念にいただいてしまった(改札時に駅員にその旨を伝える、毘沙門でも同様に) | |
弧線橋より望む | ”汽車”旅も僅か20分でお終い。構内を弧線橋から見ると、鹿島鉄道の石岡にそっくりだ。そして石岡と違うのは、架線がどこにも見当たらないことか。この姿がいつまでも見られることを、また日本でもここにしか見られない設備・車両が末永く活躍することを祈りつつ、五能線の乗客となる。 | |
16:12 五所川原 16:45 川部 17:00 レ 18:05 大館 18:38 レ 21:49 盛岡 | 再び川部に戻り、大館まで上る。しかし701系の車内暖房の暑さといったら、それはもう頭に上ってきて、大館の手前で勢いよく鼻血を出してしまった。大館下車時には鼻にティッシュを詰めていたせいか、乗車してくる高校生らに激しく笑いの対象とされた気がする。しかし利用者はこのくらいの暑さは屁でもないのだろうか? ここでカップラーメンのわびしい夕食と靴下(¥525!)を買い、駅の外ですする。 いよいよ花輪線に乗車するが、しかし乗客が少ない。一応盛岡行き最終!なのだが、3時間もかけて通しで利用する一般客なんておるまい。 ここで一応課題の洋書を読みきり、見えない車窓をカーテンを使って工夫しつつ、竜が森に挑むキハ110のエンジン音に心を躍らせる。足の方はビニール袋をかぶせるという情け無い手段でどうにかする。 途中の十和田南でスイッチバックを体験する。 | |
IGRの駅名表 | 好摩からIGRいわて銀河鉄道の管轄となるも、「北海道&…」の強みはここもフリーエリアだということ。自動改札機も難なく通過し、宿泊目的のネットカフェに向かう。しかし、条例によると18歳未満は22時以降利用が出来ないという。私の見るからに旅行者という格好をしている人にとってもその条例は適応されるようで、ここで長々と「HPにその旨一切書いていなかった」と話しても良かったのだが、並んでいた人もいたし下手をして警察を呼ばれると劇物(酢エチ)を持っていたので捕まるかもしれないと、もうこんなところ二度とくるものか!と言えないものの店を出る。 未だ持ってこの条例の存在意義が理解できないが、それはさておき今晩の寝床はどうしようかと考えたが、少しでも無駄な出費を抑える為敢えて駅寝を敢行することにする。駅待合室は24〜4時まで閉鎖しているのでギリギリまで居座り、その間邪魔な荷物をロッカーに押し込み、コンビニで食料を調達して、 | |
電話ボックスの隙間! | この隙間に落ち着くことにした。人通りも少なく気づかれにくいと判断したが、如何せん寒い。何でこういうときに限って雨が降っているのだろうか?当然寝付くことは出来ず、スキー合宿中の友人と電話をしたりして何とか3時半までそこに居座り、自分が生きていることを確認してからコンビニで立ち読みをして事なきを得たのだった。 |
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