このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

3日目〜北陸の旅〜 新宿〜小滝

 

ML信州に乗って終点の白馬まで向かいます。今回は満席だったので隣にも人が。カシノリから結構座りっぱなしだったので尻がどうも不安でした。しかしながら茅野駅で降りていったようなので足を広げてゆったりと就寝できました。

信州の乗客は相変わらず登山者が多く、終点まで乗ってくる人は案外少ないです。そしてまた白馬について外に出たら中より寒かったです。高所にあるせいか小淵沢よりも寒く感じられました。

 

 南小谷まではE127系に乗車。209系と京急600形が混じったような面白いインバータ音でした。

 

 南小谷駅。待合室が一部畳になっていてねっころがっている人が見受けられました。

キハ52が来るまで1時間半くらい時間があるので周囲の散策等をしていました。

 

 駅のすぐ横には姫川の激流がよく見えます。タクシーの人も駐車するときは緊張するでしょうね。

この横に橋があって対岸にいけます。けれど特に平凡な山間の集落が続いているだけでした。

 

 そして丸ポストが。駅前には比較的残っているのでしょうか、奥多摩駅にもあったような気がします。

 

 キハ52が入線してきました。越美北線色の125号機ですが、塗装が結構痛んでいました。今度塗り替えるときはまた旧国鉄色になるのでしょうか?

車内は満員で1両ではちょっときつめでした。これで小滝に向かうのですが、私の隣に座っていたちょっと太めの鉄道マニアが舟をこぎ始めて、やたらと私に寄りかかってきます。ちょっとばかし押したってびくともしません。そしてふと目がさめたかと思うと時計を見る始末。

まずは「すみません」等何かしら謝罪の言葉を述べるところですよね?気づいていないはずがありません、鉄道が好きで常識知らずのマニアは困ってしまいます。列車に乗る前にまずそこから勉強しましょう。

そしていざ駅で降りようと思ったら登山部の学生らしき人がドア前で寝ており苦労しました。

小滝に到着。周りに民家のない秘境駅です。まずは朝ごはんを食べます。すると、ヒスイ峡へのバス(前面に案内のステッカーを貼っ付けたワゴンですが)がやってきました。なるほど駅の観光案内にも書いてあります。果たしてそんな観光客は来るのかなぁと根知駅で交換してきた旧国鉄色のキハ52がやってきて、

数名の観光客と1人の鉄道マニアが下車しました。残念ながら小滝は一人で楽しむことが出来なくなりました。その人は駅や鉄道関係の写真を撮っていたので私は昆虫マニアに変身します(さっきまでいちおう鉄道マニアでした。)

この駅舎中で支度をしていると、外の梁に何か昆虫の気配がするので見に行けば、

こんなものを見つけてしまいました。ヤママユガです。昨年も飯田線の小和田で見つけましたが、同じような感じで止まっていました。ここはありがたく頂戴しておきましょう。いい具合に鉄道マニアの人もどこかへいっていたので騒がれず(必ずしもその人が虫嫌いかどうかは分かりません)によかったです。

駅の横はこの通り最高の環境ですが目ぼしい虫は見当たりません。すぐ上に国道が走っているからでしょうか、ウスバカミキリをゲットしたにとどまりました。近くに材木がたくさんあるところを見つけて捜索をしたのですが私の探し方が下手だからか1匹も見つけられませんでした。もっともここは私有地で勝手に入ってはいけない所なのですが…

その後国道を登った所がなかなかよさそうだったので捜索するついでに近くの建物の横にあった自販機で飲み物を買って水分補給。こんな誰もいないところになぜ自販機が設置されているのでしょうか?しかしながらクモの巣に引っかかるし特に何もいなくてがっかり。ズボンも偉いことになっていてあのときほどクモの巣をうらんだことはありません。発狂しそうになりました(笑)

この風景がなかなか私の心に留まりましたので撮影を試みたのですがどうにもカメラの調子がおかしくなりました。シャッターを押すと電源が落ちてしまい、記録されないのです。もうこのS304も寿命なのかなと思いいじくってみるとまた元に戻りだす。何なんでしょうか?もうすぐさっきの返しのキハ52がやってくるのに、撮影に失敗するのではととても不安でした。

所で電柱の右の物体は何でしょう?蒸気時代の名残かな、と私はにらんでいますが。

列車到着直前に車で親子連れが来ました。そして鉄橋を渡る音がしたかと思うと国鉄特急色のキハ52があらわれてきました。心配の写真もまあよく撮れました。ただ席が満員だったのが残念でした。まあいいでしょう、クモの巣だらけのヤツは座らないほうがマシです。糸魚川までのんびりと行きます。

糸魚川へ

 

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